全体集合 $U = \{1, 2, 3, 4, 5, 6\}$、部分集合 $A = \{1, 2, 3\}$、 $B = \{3, 6\}$ が与えられています。 次の集合を求めます。 (1) $B$ (Bの補集合) (2) $A \cap B$ (AとBの補集合の共通部分) (3) $A \cap B$ (Aの補集合とBの補集合の共通部分) (4) $A \cup B$ (AとBの補集合の和集合) (5) $A \cap B$ (Aの補集合とBの共通部分) (6) $A \cap B$ (AとBの共通部分の補集合)

離散数学集合集合演算補集合共通部分和集合
2025/7/31

1. 問題の内容

全体集合 U={1,2,3,4,5,6}U = \{1, 2, 3, 4, 5, 6\}、部分集合 A={1,2,3}A = \{1, 2, 3\}B={3,6}B = \{3, 6\} が与えられています。
次の集合を求めます。
(1) BB (Bの補集合)
(2) ABA \cap B (AとBの補集合の共通部分)
(3) ABA \cap B (Aの補集合とBの補集合の共通部分)
(4) ABA \cup B (AとBの補集合の和集合)
(5) ABA \cap B (Aの補集合とBの共通部分)
(6) ABA \cap B (AとBの共通部分の補集合)

2. 解き方の手順

(1) BB: UU の中で BB に含まれない要素を集めた集合です。B={3,6}B = \{3, 6\} なので、B={1,2,4,5}B = \{1, 2, 4, 5\} となります。
(2) ABA \cap B: まず BB を求めます。B={1,2,4,5}B = \{1, 2, 4, 5\} です。次に、AABB の共通部分を求めます。A={1,2,3}A = \{1, 2, 3\} なので、AB={1,2}A \cap B = \{1, 2\} となります。
(3) ABA \cap B: A={4,5,6}A = \{4, 5, 6\}B={1,2,4,5}B = \{1, 2, 4, 5\} の共通部分を求めます。AB={4,5}A \cap B = \{4, 5\} となります。
(4) ABA \cup B: まず BB を求めます。B={1,2,4,5}B = \{1, 2, 4, 5\} です。次に、AABB の和集合を求めます。A={1,2,3}A = \{1, 2, 3\} なので、AB={1,2,3,4,5}A \cup B = \{1, 2, 3, 4, 5\} となります。
(5) ABA \cap B: A={4,5,6}A = \{4, 5, 6\}B={3,6}B = \{3, 6\} の共通部分を求めます。AB={6}A \cap B = \{6\} となります。
(6) ABA \cap B: まず ABA \cap B を求めます。A={1,2,3}A = \{1, 2, 3\}B={3,6}B = \{3, 6\} の共通部分は AB={3}A \cap B = \{3\} です。次に、ABA \cap B の補集合を求めます。AB={3}={1,2,4,5,6}A \cap B = \{3\} = \{1, 2, 4, 5, 6\} となります。

3. 最終的な答え

(1) B={1,2,4,5}B = \{1, 2, 4, 5\}
(2) AB={1,2}A \cap B = \{1, 2\}
(3) AB={4,5}A \cap B = \{4, 5\}
(4) AB={1,2,3,4,5}A \cup B = \{1, 2, 3, 4, 5\}
(5) AB={6}A \cap B = \{6\}
(6) AB={1,2,4,5,6}A \cap B = \{1, 2, 4, 5, 6\}

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