4人の先生と2人の生徒が円形のテーブルに着席するとき、 (1) 座り方の総数を求める。 (2) 2人の生徒が向かい合って座る座り方を求める。

離散数学順列組み合わせ円順列場合の数
2025/8/1

1. 問題の内容

4人の先生と2人の生徒が円形のテーブルに着席するとき、
(1) 座り方の総数を求める。
(2) 2人の生徒が向かい合って座る座り方を求める。

2. 解き方の手順

(1) 座り方の総数
6人が円形のテーブルに着席する場合、円順列の総数は (61)!(6-1)! で計算できます。
(61)!=5!=5×4×3×2×1=120 (6-1)! = 5! = 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 120
したがって、座り方の総数は120通りです。
(2) 生徒2人が向かい合う座り方
まず、2人の生徒を向かい合わせに座らせます。これは1通りと数えます。
次に、残りの4つの席に4人の先生を座らせます。これは4人の順列なので 4!4! 通りです。
4!=4×3×2×1=24 4! = 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 24
したがって、生徒2人が向かい合って座る座り方は24通りです。

3. 最終的な答え

(1) 座り方の総数:120通り
(2) 生徒2人が向かい合う座り方:24通り

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