地球を半径が6400 km の球として、赤道上での遠心力を求める。ただし、地球の自転周期は24時間とする。

応用数学物理遠心力円運動単位変換計算
2025/7/31

1. 問題の内容

地球を半径が6400 km の球として、赤道上での遠心力を求める。ただし、地球の自転周期は24時間とする。

2. 解き方の手順

(1) 地球の自転周期 TT を秒に変換する。
T=24×60×60=86400T = 24 \times 60 \times 60 = 86400
(2) 地球の半径 rr をメートルに変換する。
r=6400 km=6400×1000=6.4×106 mr = 6400 \text{ km} = 6400 \times 1000 = 6.4 \times 10^6 \text{ m}
(3) 角速度 ω\omega を計算する。
ω=2πT=2π864007.27×105\omega = \frac{2\pi}{T} = \frac{2\pi}{86400} \approx 7.27 \times 10^{-5} rad/s
(4) 遠心加速度 aa を計算する。
a=rω2=(6.4×106)×(7.27×105)2a = r\omega^2 = (6.4 \times 10^6) \times (7.27 \times 10^{-5})^2
a0.0337 m/s2a \approx 0.0337 \text{ m/s}^2

3. 最終的な答え

赤道上での遠心力による加速度は約 0.0337 m/s20.0337 \text{ m/s}^2 である。

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