(1) x3−2x2−9x+18 この式を因数分解するために、まずは共通因数を見つけ出すことを試みます。最初の2項と最後の2項でそれぞれ共通因数でくくると、
x2(x−2)−9(x−2) となります。すると、(x−2) が共通因数であることがわかるので、 (x−2)(x2−9) さらに、x2−9 は (x−3)(x+3) と因数分解できるので、 (x−2)(x−3)(x+3) となります。
(2) x3−3x−2 この式を因数分解するために、因数定理を利用します。つまり、P(x)=x3−3x−2 とおき、P(a)=0 となる a を探します。 P(2)=23−3(2)−2=8−6−2=0 であるため、x−2 は因数です。従って、x3−3x−2 を x−2 で割ります。 筆算または組み立て除法によって、x3−3x−2=(x−2)(x2+2x+1) x2+2x+1 は (x+1)2 と因数分解できるので、 (x−2)(x+1)2