関数 $f(x) = |\sin x|$ が $x=0$ で連続かどうかを調べる問題です。

解析学関数の連続性絶対値三角関数極限
2025/7/31

1. 問題の内容

関数 f(x)=sinxf(x) = |\sin x|x=0x=0 で連続かどうかを調べる問題です。

2. 解き方の手順

関数 f(x)f(x)x=0x=0 で連続であるためには、以下の3つの条件が満たされている必要があります。

1. $f(0)$ が定義されている。

2. $\lim_{x \to 0} f(x)$ が存在する。

3. $\lim_{x \to 0} f(x) = f(0)$ が成り立つ。

まず、f(0)f(0) を計算します。
f(0)=sin0=0=0f(0) = |\sin 0| = |0| = 0
次に、limx0f(x)\lim_{x \to 0} f(x) を計算します。
limx0sinx\lim_{x \to 0} |\sin x| を求めます。
sinx|\sin x| は連続関数なので、
limx0sinx=sin0=0\lim_{x \to 0} |\sin x| = |\sin 0| = 0
したがって、limx0f(x)=0\lim_{x \to 0} f(x) = 0
最後に、limx0f(x)=f(0)\lim_{x \to 0} f(x) = f(0) であることを確認します。
limx0f(x)=0\lim_{x \to 0} f(x) = 0 であり、f(0)=0f(0) = 0 であるため、limx0f(x)=f(0)\lim_{x \to 0} f(x) = f(0) が成り立ちます。
以上の結果から、f(x)=sinxf(x) = |\sin x|x=0x=0 で連続です。

3. 最終的な答え

関数 f(x)=sinxf(x) = |\sin x|x=0x=0 で連続である。

「解析学」の関連問題

放物線 $y = x^2 - x$ と直線 $y = mx$ で囲まれた図形の面積 $S$ が $x$ 軸で 2 等分されるとき、定数 $m$ の値を求める問題です。ただし、$m > 0$ とします。

積分面積放物線直線
2025/8/1

放物線 $y = x^2 - 2x - 1$ と直線 $y = x - 1$ で囲まれた図形の面積 $S$ を求める問題です。

定積分面積放物線直線
2025/8/1

(1) 2つの曲線 $y = x^3 + ax$ と $y = bx^2 + c$ がともに点 $(-1, 0)$ を通り、その点で共通の接線を持つとき、定数 $a, b, c$ の値を求め、その接点...

微分接線曲線導関数
2025/8/1

放物線 $y = x^2 - x$ と直線 $y = mx$ で囲まれた図形の面積 $S$ が、$x$ 軸で2等分されるとき、定数 $m$ の値を求める問題です。ただし、$m > 0$ とします。

積分面積放物線直線
2025/8/1

関数 $f(x) = x^3 - ax^2 + b$ について、$f(1) = -3$ , $f(-1) = -5$ が成り立つとき、以下の問いに答える。 (1) $a, b$ の値をそれぞれ求める。...

関数の微分極値接線積分三次関数
2025/8/1

与えられた級数 $S$ の和を求める問題です。 $S = 1 + \frac{2}{3} + \frac{3}{3^2} + \frac{4}{3^3} + \cdots + \frac{n}{3^{...

級数等比数列無限級数
2025/8/1

関数 $y = \frac{x^3}{3} + \frac{1}{4x}$ ($1 \leq x \leq 2$) の曲線長 $l$ を求める問題です。$l$ は $\frac{(\text{ア})}...

曲線長積分微分
2025/8/1

極座標で表された曲線 $r = 2 + \cos \theta$ ($0 \le \theta \le 2\pi$) で囲まれた図形の面積を求める問題です。

極座標面積積分
2025/8/1

曲線 $y = \cos x$ ($0 \le x \le 2\pi$) と $x=0$, $x=2\pi$, $x$軸で囲まれる図形の面積 $S$ を求める問題です。

積分面積三角関数
2025/8/1

関数 $y = 2\cos{\theta}$ のグラフを描き、その周期を求めよ。

三角関数グラフ周期コサイン関数
2025/8/1