(1) ∫01x21dx について まず、積分を計算します。
∫x21dx=∫x−2dx=−x−1+C=−x1+C 次に、広義積分の定義に従って、積分範囲の端点を極限で置き換えます。
∫01x21dx=lima→+0∫a1x21dx 積分を評価します。
lima→+0∫a1x21dx=lima→+0[−x1]a1=lima→+0(−11−(−a1))=lima→+0(−1+a1) a が 0 に近づくにつれて、a1 は無限大に発散します。したがって、広義積分は発散します。 (2) ∫1∞x21dx について まず、積分を計算します。
∫x21dx=−x1+C 次に、広義積分の定義に従って、積分範囲の端点を極限で置き換えます。
∫1∞x21dx=limb→∞∫1bx21dx 積分を評価します。
limb→∞∫1bx21dx=limb→∞[−x1]1b=limb→∞(−b1−(−11))=limb→∞(−b1+1) b が無限大に近づくにつれて、b1 は 0 に近づきます。したがって、広義積分は収束します。 limb→∞(−b1+1)=−0+1=1