1から4までの番号が書かれた椅子が並んでおり、1から4までの数字が書かれたカードを引いたA, B, C, Dの4人が、引いたカードと同じ番号の椅子に座る。 (1) 座り方は全部で何通りあるか。 (2) AさんとBさんが隣り合う確率を求めよ。
2025/8/1
1. 問題の内容
1から4までの番号が書かれた椅子が並んでおり、1から4までの数字が書かれたカードを引いたA, B, C, Dの4人が、引いたカードと同じ番号の椅子に座る。
(1) 座り方は全部で何通りあるか。
(2) AさんとBさんが隣り合う確率を求めよ。
2. 解き方の手順
(1)
4人がどのように椅子に座るかの総数を求める。これは4人の並び順を考えるのと同じなので、順列で計算する。
4人の座り方の総数は、 で求められる。
したがって、座り方は全部で24通りである。
(2)
AさんとBさんが隣り合う確率を求める。
まず、AさんとBさんが隣り合う座り方を数える。
AさんとBさんをひとまとめにして考える。このひとまとめを「AB」とする。
AB, C, D の並び順を考えると、3! = 6通り。ただし、AさんとBさんの並び順はABとBAの2通りあるので、6 x 2 = 12通り。
したがって、AさんとBさんが隣り合う座り方は12通りである。
AさんとBさんが隣り合う確率は、AさんとBさんが隣り合う座り方の数 ÷ 全ての座り方の数 で計算する。
確率は、
したがって、AさんとBさんが隣り合う確率はである。
3. 最終的な答え
(1) 24通り
(2)