度数分布表が与えられており、平均値、中央値、最頻値を求める問題です。また、表を完成させる必要があります。

確率論・統計学度数分布表平均値中央値最頻値統計
2025/8/1

1. 問題の内容

度数分布表が与えられており、平均値、中央値、最頻値を求める問題です。また、表を完成させる必要があります。

2. 解き方の手順

まず、度数 ff と階級値 xx の積 xfxf を計算し、表に書き込みます。
3×4=123 \times 4 = 12
4×6=244 \times 6 = 24
5×7=355 \times 7 = 35
6×2=126 \times 2 = 12
7×1=77 \times 1 = 7
次に、xfxf の合計を計算します。
12+24+35+12+7=9012 + 24 + 35 + 12 + 7 = 90
平均値 x\overline{x} は、xfxf の合計を度数の合計で割ることで求められます。
x=xff=9020=4.5\overline{x} = \frac{\sum xf}{\sum f} = \frac{90}{20} = 4.5
中央値を求めるには、度数の合計が半分になる階級を特定します。
度数の合計は20なので、20/2 = 10番目のデータが中央値となります。
累積度数を計算すると、3の階級で4、4の階級で4+6=10となります。
よって10番目の値は4の階級に含まれるので、中央値は4です。
最頻値は、度数が最も大きい階級の値です。
度数が最も大きいのは5の階級で、度数は7です。よって最頻値は5です。

3. 最終的な答え

xfの合計が 90 であるから、平均値は、
x=4.5\overline{x} = 4.5 である。
中央値は、度数の合計が 小さい方から 10 番目の階級値である。
よって、中央値は 4 である。また、最頻値は、 5 である。

「確率論・統計学」の関連問題

右図のような道路網において、地点Aから地点Bまで最短経路で移動する。 (1) AからBへの経路の総数を求める。 (2) Cを通ってAからBへ行く確率を求める。 (3) Cを通るがDを通らないでAからB...

確率最短経路組み合わせ条件付き確率
2025/8/1

10人の生徒の数学のテストの得点データが与えられています。ただし、$a$ は0以上100以下の整数です。 (1) $a$ の値がわからないとき、10名の得点の中央値として何通りの値があり得るか。 (2...

統計中央値平均値標準偏差データ分析
2025/8/1

あるメーカーのポップコーン1袋の重さは100gを基準としている。1袋の重さの標準偏差は6gである。144袋を無作為に抽出して調査したところ、平均の重さは98.8gであった。1袋の平均の重さは100gで...

統計的仮説検定母平均の検定z検定有意水準標本平均標準偏差
2025/8/1

100人の野球選手を無作為に抽出して調査した結果、直近1週間で打ったホームランの本数が表にまとめられている。このデータから、1人あたりのホームラン数の母平均を信頼度95%で推定する。

統計的推定信頼区間母平均標本平均標本標準偏差
2025/8/1

問題2:1, 2, 3, 4のカードから2桁の整数を作る問題。 (1) 2桁の整数は全部で何通りできるか。 (2) 3の倍数ができる確率を求めよ。 問題3:赤玉2個、青玉3個の計5個の玉が入った袋から...

確率組み合わせ場合の数倍数
2025/8/1

8本のくじがあり、そのうち3本が当たりくじである。同時に3本引くとき、ちょうど2本当たる確率を求めよ。

確率組み合わせ確率分布
2025/8/1

与えられた度数分布表から最頻値を求める。

度数分布表最頻値統計
2025/8/1

大小2つのサイコロを同時に投げます。大きいサイコロの目を$a$、小さいサイコロの目を$b$とするとき、$\frac{b}{a}$ が整数となる組み合わせは何通りあるか答える問題です。

確率サイコロ場合の数整数
2025/8/1

袋の中に赤玉が4個、白玉が6個入っている。この袋から同時に2個の玉を取り出すとき、取り出した2個の玉が両方とも赤玉である確率を求めよ。

確率組み合わせ場合の数
2025/8/1

2つのサイコロを同時に投げたとき、2つとも奇数の目が出る確率を求める問題です。

確率サイコロ事象
2025/8/1