紙Aは縦4cm、横8cmの長方形、紙Bは縦4cm、横2cmの長方形である。これらを重ねて並べる。 (1) 紙Aと紙Bの合計枚数が13枚のとき、紙Bの枚数を求める。 (2) 紙Aの枚数がn枚のとき、紙Aと紙Bの合計枚数をnを用いて表す。ただし、一番右は紙Aとする。 (3) 紙Aの枚数が14枚のとき、並べる紙全体の面積を求める。ただし、一番右は紙Aとする。

算数長方形面積方程式枚数
2025/8/1

1. 問題の内容

紙Aは縦4cm、横8cmの長方形、紙Bは縦4cm、横2cmの長方形である。これらを重ねて並べる。
(1) 紙Aと紙Bの合計枚数が13枚のとき、紙Bの枚数を求める。
(2) 紙Aの枚数がn枚のとき、紙Aと紙Bの合計枚数をnを用いて表す。ただし、一番右は紙Aとする。
(3) 紙Aの枚数が14枚のとき、並べる紙全体の面積を求める。ただし、一番右は紙Aとする。

2. 解き方の手順

(1)
紙A, 紙Bを順に並べると、紙A, 紙Bの枚数の比は1:2となる。
紙Aと紙Bの合計枚数が13枚なので、紙Aの枚数をx, 紙Bの枚数をyとすると、
x+y=13x + y = 13
x:yx : yが1 : 2に近い組み合わせを探す。
A, B, A, B, A, B, ...と並ぶので、紙Aの枚数と紙Bの枚数の差は最大でも1となる。
13枚の場合、紙Aと紙Bの枚数の候補は次の通り。
(A, B) = (6, 7), (7, 6)
Aで終わることからAが多い。
紙Aの枚数をxとすると、
紙Bの枚数はx-1またはx-2となる
x+x1=13x + x-1 = 13
2x=142x = 14
x=7x=7
よって紙Aは7枚、紙Bは6枚
x+x2=13x + x-2 = 13
2x=152x = 15
これは整数解を持たないので不適。
(2)
紙Aの枚数がn枚のとき、紙Aと紙Bの合計枚数を求める。
紙A, 紙B, 紙A, 紙B, ...と並べたとき、紙Aがn枚となる場合、紙Bはn-1枚またはn-2枚となる。
ただし、一番右は紙Aなので、紙Bはn-1枚の場合のみを考慮する。
したがって、紙Aと紙Bの合計枚数は n+(n1)=2n1n + (n-1) = 2n - 1枚。
(3)
紙Aの枚数が14枚のとき、全体の面積を求める。
このとき、紙Bの枚数は13枚である。
紙Aの面積は4cm×8cm=32cm24cm \times 8cm = 32cm^2
紙Bの面積は4cm×2cm=8cm24cm \times 2cm = 8cm^2
紙Aと紙Bが重なる部分の面積は1cm×2cm=2cm21cm \times 2cm = 2cm^2
紙Aが14枚、紙Bが13枚並ぶ時、重なる部分は13+12 = 26か所
14×32+13×826×2=448+10452=500cm214 \times 32 + 13 \times 8 - 26 \times 2 = 448 + 104 - 52 = 500 cm^2

3. 最終的な答え

(1) 6枚
(2) 2n - 1
(3) 500 cm²

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