AさんとBさんが公園で待ち合わせをして、一緒に図書館へ行く問題です。 (1) Aさんが公園に着くまでの歩く速さを求めます。 (2) AさんとBさんが公園を出てから図書館に着くまでについて、xとyの関係を表すグラフを描き、yをxの式で表します。 (3) Aさんの家からAさんまでの道のりと、公園からAさんまでの道のりの比が7:3となるのは、Aさんが出発してから何分後かを求めます。

代数学一次関数速さグラフ方程式
2025/8/1

1. 問題の内容

AさんとBさんが公園で待ち合わせをして、一緒に図書館へ行く問題です。
(1) Aさんが公園に着くまでの歩く速さを求めます。
(2) AさんとBさんが公園を出てから図書館に着くまでについて、xとyの関係を表すグラフを描き、yをxの式で表します。
(3) Aさんの家からAさんまでの道のりと、公園からAさんまでの道のりの比が7:3となるのは、Aさんが出発してから何分後かを求めます。

2. 解き方の手順

(1)
グラフより、Aさんは20分で1300m進んでいるので、Aさんの歩く速さは、
1300÷20=651300 \div 20 = 65 (m/分)
(2)
① AさんとBさんが公園を出発したのは、Aさんが家を出てから20分後です。
AさんとBさんが図書館に着くまでの時間は、道のりが2200mで、分速45mなので、
2200÷45=4409=48892200 \div 45 = \frac{440}{9} = 48\frac{8}{9} (分)
したがって、図書館に着くのは、公園を出発してから488948\frac{8}{9}分後なので、Aさんが家を出発してから
20+4889=688920 + 48\frac{8}{9} = 68\frac{8}{9}分後です。
グラフは、点(20, 1300)から点(688968\frac{8}{9}, 1300+2200=3500)を結ぶ直線になります。
解答用紙の図にこのグラフを描きます。
② yをxの式で表します。
グラフは点(20, 1300)と点(688968\frac{8}{9}, 3500)を通る直線なので、傾きは
35001300688920=22004889=22004409=2200×9440=5×9=45\frac{3500 - 1300}{68\frac{8}{9} - 20} = \frac{2200}{48\frac{8}{9}} = \frac{2200}{\frac{440}{9}} = 2200 \times \frac{9}{440} = 5 \times 9 = 45
したがって、y = 45(x - 20) + 1300 = 45x - 900 + 1300 = 45x + 400
よって、y=45x+400y = 45x + 400
(3)
Aさんの家からAさんまでの道のりを7k7k, 公園からAさんまでの道のりを3k3kとすると、
7k3k=13007k - 3k = 1300 より 4k=13004k = 1300, k=325k = 325
Aさんの家からAさんまでの道のりが7k=7×325=22757k = 7 \times 325 = 2275mとなるときを求める。
Aさんが家を出発してから20分後までは、y=65xy=65x
Aさんが公園を出発してからは、y=45x+400y = 45x + 400
(i) 65x=227565x = 2275 のとき、x=2275÷65=35x = 2275 \div 65 = 35
x=35x = 35 は、20分より大きいので、この場合はあり得ません。
(ii) 45x+400=227545x + 400 = 2275のとき、45x=187545x = 1875
x=1875÷45=187545=3759=1253=4123x = 1875 \div 45 = \frac{1875}{45} = \frac{375}{9} = \frac{125}{3} = 41\frac{2}{3}
412341\frac{2}{3}分後

3. 最終的な答え

(1) 65 m/分
(2) ① 解答用紙にグラフを描いてください。
y=45x+400y = 45x + 400
(3) 412341\frac{2}{3} 分後

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