1から100までの番号が書かれた100枚の札から1枚を引くとき、その札の番号が5の倍数または8の倍数である確率を求める問題です。

確率論・統計学確率包除原理倍数
2025/8/1

1. 問題の内容

1から100までの番号が書かれた100枚の札から1枚を引くとき、その札の番号が5の倍数または8の倍数である確率を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、1から100までの整数のうち、5の倍数の個数と8の倍数の個数をそれぞれ求めます。
次に、5の倍数かつ8の倍数(つまり40の倍数)の個数を求めます。
最後に、5の倍数または8の倍数の個数を求めるために、包除原理を用います。
求める確率 PP は、(5の倍数の個数 + 8の倍数の個数 - 40の倍数の個数) / 100 で計算できます。
5の倍数の個数は、
100÷5=20100 \div 5 = 20 (個)
8の倍数の個数は、
100÷8=12.5100 \div 8 = 12.5 より、12個です。
40の倍数の個数は、
100÷40=2.5100 \div 40 = 2.5 より、2個です。
5の倍数または8の倍数の個数は、
20+122=3020 + 12 - 2 = 30 (個)
求める確率は、
P=30100=310P = \frac{30}{100} = \frac{3}{10}

3. 最終的な答え

310\frac{3}{10}

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