与えられた式 $x^2 - xy - 6y^2 - 3x + 4y + 2$ を因数分解する。

代数学因数分解多項式二次式
2025/8/1

1. 問題の内容

与えられた式 x2xy6y23x+4y+2x^2 - xy - 6y^2 - 3x + 4y + 2 を因数分解する。

2. 解き方の手順

まず、xxについて整理します。
x2(y+3)x(6y24y2)x^2 - (y+3)x - (6y^2 - 4y - 2)
次に、定数項の (6y24y2)-(6y^2 - 4y - 2) を因数分解します。
(6y24y2)=2(3y22y1)=2(3y+1)(y1)-(6y^2 - 4y - 2) = -2(3y^2 - 2y - 1) = -2(3y+1)(y-1)
式全体を因数分解できる形であると仮定すると、 (x+Ay+B)(x+Cy+D)(x+Ay+B)(x+Cy+D) の形になるはずです。
展開した結果、x2+(A+C)xy+ACy2+(B+D)x+(AD+BC)y+BDx^2 + (A+C)xy + ACy^2 + (B+D)x + (AD+BC)y + BD となります。
与えられた式と比較すると、以下の関係が得られます。
A+C=1A+C = -1
AC=6AC = -6
B+D=3B+D = -3
AD+BC=4AD+BC = 4
BD=2BD = 2
上記の定数項の因数分解の結果から、定数項が (3y+1)(y1)-(3y+1)(y-1) であり、定数項の因数分解の形を考慮すると、
(x+2y+1)(x3y+2)(x+2y+1)(x-3y+2) が候補として考えられます。
実際に展開してみると、
(x+2y+1)(x3y+2)=x23xy+2x+2xy6y2+4y+x3y+2=x2xy6y2+3x+y+2(x+2y+1)(x-3y+2) = x^2 -3xy +2x + 2xy -6y^2 +4y +x -3y +2 = x^2 -xy -6y^2 +3x + y + 2 となり、元の式とは符号が異なります。
(x3y1)(x+2y2)=x2+2xy2x3xy6y2+6yx2y+2=x2xy6y23x+4y+2(x-3y-1)(x+2y-2) = x^2 + 2xy -2x -3xy -6y^2 +6y -x -2y + 2 = x^2 -xy -6y^2 -3x + 4y + 2
この結果は、元の式と一致します。

3. 最終的な答え

(x3y1)(x+2y2)(x-3y-1)(x+2y-2)

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