四角形ABCDは平行四辺形であり、$AM=MB$である。$OC=42$cmのとき、$MC=x$cmの$x$の値を求める。

幾何学平行四辺形中点連結定理対角線線分の長さ図形
2025/8/1

1. 問題の内容

四角形ABCDは平行四辺形であり、AM=MBAM=MBである。OC=42OC=42cmのとき、MC=xMC=xcmのxxの値を求める。

2. 解き方の手順

平行四辺形ABCDの対角線はそれぞれの中点で交わる。したがって、OOは対角線ACACの中点である。
よって、AO=OCAO = OCである。
AM=MBAM=MBなので、MMは辺ABABの中点である。
ABC\triangle ABCにおいて、MMABABの中点、OOACACの中点なので、MCMCの中点はOOではない。
しかし、問題文よりOC=42OC=42cmと与えられており、求めたいのはMC=xMC=xの値である。
ABC\triangle ABCにおいて、中点連結定理より、MO=12BCMO = \frac{1}{2}BCである。
平行四辺形の対辺は等しいので、AD=BCAD=BCである。
ABC\triangle ABCにおいて、AM=MBAM=MBなので、MCMCは中線である。
ADC\triangle ADCにおいて、OOACACの中点なので、DODOは中線である。
平行四辺形の対角線はそれぞれの中点で交わるので、AO=OCAO=OCである。
よって、AC=AO+OC=42+42=84AC = AO + OC = 42 + 42 = 84 cmとなる。
MMABABの中点なので、AM=MBAM = MBである。
MC=xMC = x cmである。
平行四辺形の性質より、OOは対角線ACACの中点であるので、AO=OC=42AO = OC = 42 cmである。
MC=xMC = xを求める問題である。
AC=AO+OC=42+42=84AC = AO + OC = 42 + 42 = 84 である。
仮に、 MC=OCMC = OC であれば、 x=42x=42 となる。
平行四辺形の対角線はそれぞれの中点で交わる。
ABC\triangle ABCに着目すると、AM = MB, AO = OCであるから中点連結定理より、MOはBCの半分である。
同様に、平行四辺形の対辺は等しいので、AD = BC
AM = MBよりMはABの中点。
三角形ABCにおいて、OはACの中点であるから、AO = OC = 42
求める値xはMCである。
AC = AO + OC = 42 + 42 = 84
点Mの位置によってMCの長さが変化する。
添付されている図は、MC = AO となっているため、x = 42と考えられる。

3. 最終的な答え

42

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