定数 $a$ を用いて表された2つの2次方程式、 $x^2+5x+4-a=0$ と $x^2-3ax+2a^2=0$ の異なる実数解の個数をそれぞれ調べる。
2025/8/2
1. 問題の内容
定数 を用いて表された2つの2次方程式、
と の異なる実数解の個数をそれぞれ調べる。
2. 解き方の手順
2次方程式の実数解の個数は、判別式 の符号によって決まる。
ならば異なる2つの実数解を持つ。
ならば重解(1つの実数解)を持つ。
ならば実数解を持たない。
(2) の判別式を とすると、
したがって、
のとき、 より のとき、異なる2つの実数解を持つ。
のとき、 より のとき、重解(1つの実数解)を持つ。
のとき、 より のとき、実数解を持たない。
(4) の判別式を とすると、
したがって、
のとき、 より のとき、異なる2つの実数解を持つ。
のとき、 より のとき、重解(1つの実数解)を持つ。
となる は存在しない。
3. 最終的な答え
(2)
のとき、異なる2つの実数解を持つ。
のとき、1つの実数解(重解)を持つ。
のとき、実数解を持たない。
(4)
のとき、異なる2つの実数解を持つ。
のとき、1つの実数解(重解)を持つ。