正九角形ABCDEFGHIにおいて、線分AEとCFの交点をJとするとき、$\angle AJC$の大きさを求める問題です。

幾何学正多角形内角外角角度計算三角形の内角の和
2025/8/2

1. 問題の内容

正九角形ABCDEFGHIにおいて、線分AEとCFの交点をJとするとき、AJC\angle AJCの大きさを求める問題です。

2. 解き方の手順

(1) 正九角形の1つの内角の大きさを求めます。正九角形の内角の和は、180×(92)=180×7=1260180^\circ \times (9-2) = 180^\circ \times 7 = 1260^\circです。したがって、1つの内角の大きさは、1260÷9=1401260^\circ \div 9 = 140^\circです。
(2) EAF\angle EAFの大きさを求めます。正九角形の中心をOとすると、AOB=360÷9=40\angle AOB = 360^\circ \div 9 = 40^\circ です。EAF\angle EAFは、正九角形の頂点を2つ飛ばした角度なので、EAF=2×40=80\angle EAF = 2 \times 40^\circ = 80^\circです。
(3) AFC\angle AFCの大きさを求めます。同様に、ACF\angle ACFは、正九角形の頂点を2つ飛ばした角度なので、ACF=2×40=80\angle ACF = 2 \times 40^\circ = 80^\circです。
(4) 三角形AFCの内角の和より、CAF=1402×40=14080=60\angle CAF = 140^\circ-2 \times 40^\circ = 140^\circ - 80^\circ = 60^\circです。
(5) 四角形AJCEの内角の和より、AJC=360JAEACECEJ=3606014060\angle AJC = 360^\circ - \angle JAE - \angle ACE - \angle CEJ = 360^\circ - 60^\circ - 140^\circ - 60^\circ 。これは正しくないので、別の方法を検討します。
(6) JEA\angle JEAJCA\angle JCAを求めます。正九角形の1つの外角は 360/9=40360^{\circ}/9 = 40^{\circ} です。JEA=JCA=2×40=80\angle JEA = \angle JCA = 2 \times 40^\circ= 80^{\circ}。三角形AJEについて JAE=60\angle JAE = 60^{\circ}、三角形CJEについてJCE=60\angle JCE = 60^{\circ}
(7)三角形ACJについてJAC+ACJ+AJC=180\angle JAC + \angle ACJ + \angle AJC = 180^{\circ}より、AJC=180JACACJ\angle AJC = 180^{\circ} - \angle JAC - \angle ACJ
JAC=1/2(140402)=1/2(14080)=30\angle JAC = 1/2(140-40*2) = 1/2(140-80) = 30^{\circ}。同様に、ACJ=30\angle ACJ=30^{\circ}
AJC=1803030=120\angle AJC = 180^{\circ} - 30^{\circ}-30^{\circ}=120^{\circ}

3. 最終的な答え

120°

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