直方体ABCD-EFGHにおいて、AB=3, AD=4, AE=2である。このとき、cos∠BDEの値を求める。

幾何学空間図形三平方の定理余弦定理直方体cos
2025/8/2

1. 問題の内容

直方体ABCD-EFGHにおいて、AB=3, AD=4, AE=2である。このとき、cos∠BDEの値を求める。

2. 解き方の手順

まず、必要な線分の長さを求める。
* BEの長さを求める。
△ABEは直角三角形なので、三平方の定理より
BE=AB2+AE2=32+22=9+4=13BE = \sqrt{AB^2 + AE^2} = \sqrt{3^2 + 2^2} = \sqrt{9 + 4} = \sqrt{13}
* DEの長さを求める。
△ADEは直角三角形なので、三平方の定理より
DE=AD2+AE2=42+22=16+4=20=25DE = \sqrt{AD^2 + AE^2} = \sqrt{4^2 + 2^2} = \sqrt{16 + 4} = \sqrt{20} = 2\sqrt{5}
* BDの長さを求める。
△ABDは直角三角形なので、三平方の定理より
BD=AB2+AD2=32+42=9+16=25=5BD = \sqrt{AB^2 + AD^2} = \sqrt{3^2 + 4^2} = \sqrt{9 + 16} = \sqrt{25} = 5
次に、余弦定理を用いてcos∠BDEの値を求める。
△BDEにおいて、余弦定理より
BE2=BD2+DE22BDDEcosBDEBE^2 = BD^2 + DE^2 - 2 \cdot BD \cdot DE \cdot \cos∠BDE
cosBDE=BD2+DE2BE22BDDE\cos∠BDE = \frac{BD^2 + DE^2 - BE^2}{2 \cdot BD \cdot DE}
それぞれの値を代入すると
cosBDE=52+(25)2(13)22525\cos∠BDE = \frac{5^2 + (2\sqrt{5})^2 - (\sqrt{13})^2}{2 \cdot 5 \cdot 2\sqrt{5}}
cosBDE=25+2013205=32205=855=8525\cos∠BDE = \frac{25 + 20 - 13}{20\sqrt{5}} = \frac{32}{20\sqrt{5}} = \frac{8}{5\sqrt{5}} = \frac{8\sqrt{5}}{25}

3. 最終的な答え

8525\frac{8\sqrt{5}}{25}
したがって、dが正解です。

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