与えられた二次関数 $y = x^2 + 6x + 7$ のグラフの頂点の座標を計算で求め、グラフを描いて確認するという問題です。また、問題に表が与えられており、$x$の値をいくつか代入して、$y$の値を求める必要があります。

代数学二次関数平方完成グラフ放物線頂点
2025/8/2

1. 問題の内容

与えられた二次関数 y=x2+6x+7y = x^2 + 6x + 7 のグラフの頂点の座標を計算で求め、グラフを描いて確認するという問題です。また、問題に表が与えられており、xxの値をいくつか代入して、yyの値を求める必要があります。

2. 解き方の手順

二次関数の頂点を求めるには、平方完成を行います。
ステップ1: y=x2+6x+7y = x^2 + 6x + 7y=(x+a)2+by = (x + a)^2 + b の形に変形します。
y=(x2+6x)+7y = (x^2 + 6x) + 7
x2+6xx^2 + 6x の部分を平方完成させるために、(x+3)2=x2+6x+9 (x+3)^2 = x^2 + 6x + 9 を利用します。
x2+6x=(x+3)29x^2 + 6x = (x+3)^2 - 9 となります。
したがって、
y=(x2+6x)+7=((x+3)29)+7=(x+3)22y = (x^2 + 6x) + 7 = ((x+3)^2 - 9) + 7 = (x+3)^2 - 2
ステップ2: 平方完成した式から頂点の座標を読み取ります。
y=(x+3)22y = (x+3)^2 - 2 は、頂点が (3,2)(-3, -2) の放物線を表しています。
ステップ3: 表を埋めます。
x=6x = -6 のとき, y=(6)2+6(6)+7=3636+7=7y = (-6)^2 + 6(-6) + 7 = 36 - 36 + 7 = 7
x=5x = -5 のとき, y=(5)2+6(5)+7=2530+7=2y = (-5)^2 + 6(-5) + 7 = 25 - 30 + 7 = 2
x=4x = -4 のとき, y=(4)2+6(4)+7=1624+7=1y = (-4)^2 + 6(-4) + 7 = 16 - 24 + 7 = -1
x=3x = -3 のとき, y=(3)2+6(3)+7=918+7=2y = (-3)^2 + 6(-3) + 7 = 9 - 18 + 7 = -2
x=2x = -2 のとき, y=(2)2+6(2)+7=412+7=1y = (-2)^2 + 6(-2) + 7 = 4 - 12 + 7 = -1
x=1x = -1 のとき, y=(1)2+6(1)+7=16+7=2y = (-1)^2 + 6(-1) + 7 = 1 - 6 + 7 = 2
x=0x = 0 のとき, y=(0)2+6(0)+7=0+0+7=7y = (0)^2 + 6(0) + 7 = 0 + 0 + 7 = 7
ステップ4: グラフを描きます。
表の値と頂点の座標 (3,2)(-3, -2) を参考に、グラフを描きます。

3. 最終的な答え

頂点の座標: (3,2)(-3, -2)
表:
x | y
------- | --------
-6 | 7
-5 | 2
-4 | -1
-3 | -2
-2 | -1
-1 | 2
0 | 7

「代数学」の関連問題

$\mathbb{R}^3$ のベクトル $a, b, c$ があり、$c = 2a - 3b$ が成り立つとき、以下の問いに答える。 * $a, b$ の組は線形独立か否か。 * $...

線形代数線形独立線形従属ベクトル空間線形結合
2025/8/2

Q6:3つの3次元ベクトルが平行六面体の1つの頂点から出る3つの辺を作るとき、このベクトルの組が線形独立であるかないかを答える。 Q7:$n$次元ベクトル $\mathbf{a}, \mathbf{b...

線形代数ベクトル線形独立線形従属連立一次方程式
2025/8/2

2つの絶対値を含む方程式を解く問題です。 (7) $|2x-3| = 15$ (8) $|3x-5| - 7 = 0$

絶対値方程式一次方程式
2025/8/2

絶対値を含む不等式 $|x| \ge 5$ の解を求める問題です。解は $x \le$ サシ、ス $\le x$ の形で与えられます。

絶対値不等式不等式の解法
2025/8/2

絶対値の不等式 $|x-2|<3$ の解を、$クケ < x < コ$ の形で求めよ。

絶対値不等式一次不等式
2025/8/2

問題は、絶対値を含む不等式 $|x| < 4$ の解を求めるものです。解は「オカ < x < キ」の形式で与えられ、オカとキに当てはまる数を答えます。

絶対値不等式解の範囲
2025/8/2

絶対値を含む方程式 $|x + 2| = 5$ の解を求める問題です。

絶対値方程式場合分け一次方程式
2025/8/2

与えられた4つの二次方程式をそれぞれ解く。 (1) $3x^2 + 7x + 2 = 0$ (2) $2x^2 + 5x - 3 = 0$ (3) $4x^2 - 5x - 6 = 0$ (4) $3...

二次方程式因数分解解の公式
2025/8/2

与えられた等式が $x$ についての恒等式となるように、定数 $a$, $b$, $c$ の値を定める問題です。

恒等式係数比較連立方程式部分分数分解
2025/8/2

与えられた4次方程式 $(x+1)(x+2)(x+3)(x+4)=24$ を解け。

4次方程式方程式解の公式複素数
2025/8/2