ある店で、ノート1冊とボールペン1本を定価で買うと145円。ノートが10%引き、ボールペンが20%引きのセールで、ノート2冊とボールペン3本を買うと294円。ノート1冊の定価を $x$ 円、ボールペン1本の定価を $y$ 円として、連立方程式を作り、それぞれの定価を求める問題。

代数学連立方程式文章問題代数
2025/8/3

1. 問題の内容

ある店で、ノート1冊とボールペン1本を定価で買うと145円。ノートが10%引き、ボールペンが20%引きのセールで、ノート2冊とボールペン3本を買うと294円。ノート1冊の定価を xx 円、ボールペン1本の定価を yy 円として、連立方程式を作り、それぞれの定価を求める問題。

2. 解き方の手順

まず、問題文から連立方程式を立てます。
(1) 定価でノート1冊とボールペン1本を買うと145円なので、
x+y=145x + y = 145
(2) 10%引きのノート2冊と、20%引きのボールペン3本を買うと294円なので、
2×0.9x+3×0.8y=2942 \times 0.9x + 3 \times 0.8y = 294
1.8x+2.4y=2941.8x + 2.4y = 294
したがって、連立方程式は以下のようになります。
x+y=145x + y = 145
1.8x+2.4y=2941.8x + 2.4y = 294
この連立方程式を解きます。まず、上の式から xx について解きます。
x=145yx = 145 - y
これを下の式に代入します。
1.8(145y)+2.4y=2941.8(145 - y) + 2.4y = 294
2611.8y+2.4y=294261 - 1.8y + 2.4y = 294
0.6y=330.6y = 33
y=330.6=55y = \frac{33}{0.6} = 55
y=55y = 55x=145yx = 145 - y に代入します。
x=14555=90x = 145 - 55 = 90
したがって、x=90,y=55x = 90, y = 55
ノート1冊の定価は90円、ボールペン1本の定価は55円です。

3. 最終的な答え

(1) x+yx+y
(2) 1.8x+2.4y1.8x+2.4y
(3) 9090
(4) 5555
(5) 9090
(6) 5555

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