次の連立方程式を加減法で解く問題です。 $\begin{cases} -9x + 7y = 1 \\ 8x - 5y = 4 \end{cases}$

代数学連立方程式加減法一次方程式
2025/8/3

1. 問題の内容

次の連立方程式を加減法で解く問題です。
{9x+7y=18x5y=4\begin{cases} -9x + 7y = 1 \\ 8x - 5y = 4 \end{cases}

2. 解き方の手順

まず、一方の変数の係数の絶対値を揃えます。今回は、xxの係数を揃えることを考えます。
一つ目の式に8をかけ、二つ目の式に9をかけます。
{8(9x+7y)=8(1)9(8x5y)=9(4)\begin{cases} 8(-9x + 7y) = 8(1) \\ 9(8x - 5y) = 9(4) \end{cases}
これを計算すると以下のようになります。
{72x+56y=872x45y=36\begin{cases} -72x + 56y = 8 \\ 72x - 45y = 36 \end{cases}
次に、これらの式を足し合わせることで、xxを消去します。
(72x+56y)+(72x45y)=8+36(-72x + 56y) + (72x - 45y) = 8 + 36
11y=4411y = 44
y=4y = 4
求めたyyの値を元の式の一つ、例えば9x+7y=1-9x + 7y = 1に代入します。
9x+7(4)=1-9x + 7(4) = 1
9x+28=1-9x + 28 = 1
9x=27-9x = -27
x=3x = 3

3. 最終的な答え

x=3x = 3
y=4y = 4

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