三角形ABCの外接円の半径Rを、以下の条件でそれぞれ求めます。 (1) $a=4$, $A=45^\circ$ (2) $b=5$, $B=30^\circ$

幾何学三角形外接円正弦定理半径
2025/4/5

1. 問題の内容

三角形ABCの外接円の半径Rを、以下の条件でそれぞれ求めます。
(1) a=4a=4, A=45A=45^\circ
(2) b=5b=5, B=30B=30^\circ

2. 解き方の手順

正弦定理を利用して外接円の半径を求めます。
正弦定理は、三角形ABCにおいて、
asinA=bsinB=csinC=2R\frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C} = 2R
となることを利用します。
(1) a=4a=4, A=45A=45^\circの場合
正弦定理より、
asinA=2R\frac{a}{\sin A} = 2R
R=a2sinAR = \frac{a}{2 \sin A}
R=42sin45R = \frac{4}{2 \sin 45^\circ}
sin45=22\sin 45^\circ = \frac{\sqrt{2}}{2}なので、
R=4222=42=422=22R = \frac{4}{2 \cdot \frac{\sqrt{2}}{2}} = \frac{4}{\sqrt{2}} = \frac{4\sqrt{2}}{2} = 2\sqrt{2}
(2) b=5b=5, B=30B=30^\circの場合
正弦定理より、
bsinB=2R\frac{b}{\sin B} = 2R
R=b2sinBR = \frac{b}{2 \sin B}
R=52sin30R = \frac{5}{2 \sin 30^\circ}
sin30=12\sin 30^\circ = \frac{1}{2}なので、
R=5212=51=5R = \frac{5}{2 \cdot \frac{1}{2}} = \frac{5}{1} = 5

3. 最終的な答え

(1) R=22R = 2\sqrt{2}
(2) R=5R = 5

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