(3)において、$a = 3$, $A = 120^\circ$であるときの三角形の要素を求めます。 (4)において、$c = 5$, $C = 135^\circ$であるときの三角形の要素を求めます。

幾何学三角形正弦定理角度辺の長さ
2025/4/5

1. 問題の内容

(3)において、a=3a = 3, A=120A = 120^\circであるときの三角形の要素を求めます。
(4)において、c=5c = 5, C=135C = 135^\circであるときの三角形の要素を求めます。

2. 解き方の手順

(3)
正弦定理より、
asinA=bsinB=csinC\frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C}
3sin120=332=63=23\frac{3}{\sin 120^\circ} = \frac{3}{\frac{\sqrt{3}}{2}} = \frac{6}{\sqrt{3}} = 2\sqrt{3}
もし仮にB=30B=30^\circだとすると、C=18012030=30C = 180^\circ - 120^\circ - 30^\circ = 30^\circとなり、二等辺三角形になるはずです。
bsin30=b12=2b=23\frac{b}{\sin 30^\circ} = \frac{b}{\frac{1}{2}} = 2b = 2\sqrt{3}
b=3b = \sqrt{3}
このとき、c=3c = \sqrt{3}でもあります。
(4)
正弦定理より、
csinC=5sin135=522=102=52\frac{c}{\sin C} = \frac{5}{\sin 135^\circ} = \frac{5}{\frac{\sqrt{2}}{2}} = \frac{10}{\sqrt{2}} = 5\sqrt{2}
もし仮にA=30A=30^\circだとすると、B=18013530=15B = 180^\circ - 135^\circ - 30^\circ = 15^\circ
asin30=a12=2a=52\frac{a}{\sin 30^\circ} = \frac{a}{\frac{1}{2}} = 2a = 5\sqrt{2}
a=522a = \frac{5\sqrt{2}}{2}
bsin15=52\frac{b}{\sin 15^\circ} = 5\sqrt{2}
b=52sin15=52624=512524=103104=5(31)2b = 5\sqrt{2}\sin 15^\circ = 5\sqrt{2} \frac{\sqrt{6} - \sqrt{2}}{4} = \frac{5\sqrt{12} - 5 \cdot 2}{4} = \frac{10\sqrt{3} - 10}{4} = \frac{5(\sqrt{3}-1)}{2}

3. 最終的な答え

(3) A=120A=120^\circ, a=3a=3, B=30B=30^\circ, b=3b = \sqrt{3}, C=30C=30^\circ, c=3c=\sqrt{3}
(4) C=135C=135^\circ, c=5c=5, A=30A=30^\circ, a=522a = \frac{5\sqrt{2}}{2}, B=15B = 15^\circ, b=5(31)2b = \frac{5(\sqrt{3}-1)}{2}
もちろんAとBの角度は他の可能性もあります。
例えば、もしA=45A = 45^\circだとすると、B=18013545=0B = 180^\circ - 135^\circ - 45^\circ = 0^\circとなり、これは不可能です。
AA00^\circから4545^\circの間でなければならないです。

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