まず、段数と必要な線の本数の関係を調べます。
1段のとき、線の本数は3本。
2段のとき、線の本数は9本。
3段のとき、線の本数は18本。
段数と必要な線の本数の関係を数列として考えます。
1段のとき3本、2段のとき9本、3段のとき18本なので、それぞれの差を計算します。
9 - 3 = 6
18 - 9 = 9
さらに差を計算します。
9 - 6 = 3
差が一定ではないので、等差数列ではありません。
しかし、段数が増えるごとに、必要な線の本数も増えています。
n段のときに必要な線の本数を an とします。 1段のとき、a1=3=3×1=3×21×(1+1) 2段のとき、a2=9=3×(1+2)=3×3=3×22×(2+1) 3段のとき、a3=18=3×(1+2+3)=3×6=3×23×(3+1) n段のとき、an=3×(1+2+⋯+n)=3×2n(n+1) したがって、12段のとき、必要な線の本数は、
a12=3×212×(12+1)=3×212×13=3×6×13=18×13=234 本です。