1. 問題の内容
一辺の長さが2の正四面体ABCDが立方体に含まれているとき、四面体ABCDの体積を求める問題です。
2. 解き方の手順
まず、立方体の体積を求めます。正四面体の1辺の長さが2であることから、立方体の1辺の長さは となります。(正四面体の1辺は、立方体の面の対角線になっているため。)
立方体の体積は です。
次に、立方体から四面体ABCD以外の体積を引きます。立方体の各頂点には、四面体ABCDに含まれない三角錐が4つ存在します。これらの三角錐は合同であり、底面は直角二等辺三角形、高さは立方体の1辺の長さに等しいです。
三角錐の体積は です。
三角錐が4つあるので、合計の体積は です。
したがって、四面体ABCDの体積は、立方体の体積から4つの三角錐の体積を引いたものになります。
四面体ABCDの体積 = 立方体の体積 - 4 × 三角錐の体積
3. 最終的な答え
四面体ABCDの体積は です。