極方程式 $r \sin(\theta + \frac{\pi}{3}) = \frac{\sqrt{3}}{2}$ を直交座標の方程式で表す問題です。

幾何学極座標直交座標座標変換三角関数
2025/8/12

1. 問題の内容

極方程式 rsin(θ+π3)=32r \sin(\theta + \frac{\pi}{3}) = \frac{\sqrt{3}}{2} を直交座標の方程式で表す問題です。

2. 解き方の手順

まず、三角関数の加法定理を用いて、sin(θ+π3)\sin(\theta + \frac{\pi}{3}) を展開します。
sin(θ+π3)=sinθcosπ3+cosθsinπ3=12sinθ+32cosθ\sin(\theta + \frac{\pi}{3}) = \sin\theta \cos\frac{\pi}{3} + \cos\theta \sin\frac{\pi}{3} = \frac{1}{2}\sin\theta + \frac{\sqrt{3}}{2}\cos\theta
この結果を元の極方程式に代入します。
r(12sinθ+32cosθ)=32r (\frac{1}{2}\sin\theta + \frac{\sqrt{3}}{2}\cos\theta) = \frac{\sqrt{3}}{2}
両辺に2をかけます。
r(sinθ+3cosθ)=3r (\sin\theta + \sqrt{3}\cos\theta) = \sqrt{3}
ここで、x=rcosθx = r\cos\theta および y=rsinθy = r\sin\theta の関係を用いて、直交座標に変換します。
rsinθ+3rcosθ=3r\sin\theta + \sqrt{3} r\cos\theta = \sqrt{3}
y+3x=3y + \sqrt{3} x = \sqrt{3}
整理すると、直交座標の方程式が得られます。
y=3x+3y = -\sqrt{3}x + \sqrt{3}

3. 最終的な答え

y=3x+3y = -\sqrt{3}x + \sqrt{3}

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