まず、2つの曲線の交点を求めるために、方程式を立てて解きます。
x3−2x2−8x=x2−4x−12 x3−3x2−4x+12=0 x2(x−3)−4(x−3)=0 (x2−4)(x−3)=0 (x−2)(x+2)(x−3)=0 よって、交点のx座標は x=−2,2,3 です。 次に、それぞれの区間でどちらの関数が大きいかを調べます。
- x=−2 から x=2 の区間では、x=0のとき、y=x3−2x2−8x は 0 であり、y=x2−4x−12 は −12 です。また、x=1の時、y=x3−2x2−8x は1−2−8=−9 であり、y=x2−4x−12 は1−4−12=−15 です。つまり、この区間では y=x3−2x2−8x が上側の関数です。 - x=2 から x=3 の区間では、x=2.5のとき、y=x3−2x2−8x は15.625−12.5−20=−16.875 であり、y=x2−4x−12 は6.25−10−12=−15.75 です。つまり、この区間では y=x2−4x−12 が上側の関数です。 面積を求める積分は、
∫−22(x3−2x2−8x−(x2−4x−12))dx+∫23(x2−4x−12−(x3−2x2−8x))dx =∫−22(x3−3x2−4x+12)dx+∫23(−x3+3x2+4x−12)dx それぞれの積分を計算します。
∫−22(x3−3x2−4x+12)dx=[41x4−x3−2x2+12x]−22 =(41(16)−8−2(4)+12(2))−(41(16)+8−2(4)−12(2)) =(4−8−8+24)−(4+8−8−24)=12−(−20)=32 ∫23(−x3+3x2+4x−12)dx=[−41x4+x3+2x2−12x]23 =(−41(81)+27+2(9)−12(3))−(−41(16)+8+2(4)−12(2)) =(−481+27+18−36)−(−4+8+8−24) =(−481+9)−(−12)=−481+21=4−81+84=43 したがって、面積は 32+43=4128+3=4131 です。