条件 $x^2 + 2y^2 = 1$ の下で、関数 $f(x, y) = x^2 + y$ の最大値と最小値を求めます。ラグランジュの未定乗数法を用います。
2025/8/4
## 問3
1. 問題の内容
条件 の下で、関数 の最大値と最小値を求めます。ラグランジュの未定乗数法を用います。
2. 解き方の手順
ラグランジュ関数 を以下のように定義します。
偏微分を計算し、連立方程式を解きます。
最初の式から、 より、 または が得られます。
* の場合:
第3の式から、 となり、 が得られます。
このとき、 と です。
* の場合:
第2の式から、 となり、 が得られます。
第3の式から、 となり、 より、 が得られます。
このとき、 です。
各点での の値を比較します。
3. 最終的な答え
最大値:
最小値:
## 問4
1. 問題の内容
二重積分 を計算します。
2. 解き方の手順
積分の順序を変更して計算します。積分領域は , です。
これは , と書き換えられます。したがって、積分は以下のようになります。
まず、 について積分します。
次に、 について積分します。 は、とおくと、より、となり、積分範囲はとなるので
よって、
3. 最終的な答え
## 問5
1. 問題の内容
二重積分 を計算します。積分領域 は です。
2. 解き方の手順
積分領域が円の一部なので、極座標変換 , を行います。
となります。
積分領域は , となります。
したがって、積分は以下のようになります。
まず、 について積分します。
次に、 について積分します。
3. 最終的な答え
## 問6
1. 問題の内容
三重積分 を計算します。積分領域 は です。
2. 解き方の手順
まず、 について積分します。
ただし、はです。
はと書き換えられます。極座標変換, を行うと、となり、積分範囲は,
したがって
この積分は実行が困難です。
元の積分に戻り、をについて解くと、よりなので、となる。
またをについて解くと、なのでとなる。より
ここで、とおくと、、、積分範囲は