平面の法線ベクトルを利用して、2つの平面のなす角を求めます。
ステップ1: 各平面の法線ベクトルを求める。
平面 ax+by+cz+d=0 の法線ベクトルは n=(a,b,c) で表されます。 平面 x−y+2z+3=0 の法線ベクトル n1 は、 n1=(1,−1,2) 平面 y−z+2=0 の法線ベクトル n2 は、 n2=(0,1,−1) ステップ2: 2つの法線ベクトルの内積を計算する。
n1⋅n2=(1)(0)+(−1)(1)+(2)(−1)=0−1−2=−3 ステップ3: 各法線ベクトルの大きさを計算する。
∣n1∣=12+(−1)2+22=1+1+4=6 ∣n2∣=02+12+(−1)2=0+1+1=2 ステップ4: 2つのベクトルがなす角 θ の余弦を計算する。 cosθ=∣n1∣∣n2∣n1⋅n2=62−3=12−3=23−3=2⋅3−33=−23 cosθ=−23 より、θ=65π または 150∘ 平面のなす角は通常、鋭角で表すので、180° - 150° = 30°となる.
別解として、なす角を θ とすると、θ=arccos(−23)=65π. また、π−θ=π−65π=6π. よってなす角は 6π. 角度で答える場合、
180−150=30度.