正五角形の辺の長さの比を利用して、$sin18^\circ$ の値を求める問題です。幾何学三角比正五角形黄金比角度三角関数2025/8/61. 問題の内容正五角形の辺の長さの比を利用して、sin18∘sin18^\circsin18∘ の値を求める問題です。2. 解き方の手順正五角形の一つの内角は 108∘108^\circ108∘ です。正五角形の対角線を引くと、黄金比が現れます。正五角形の1辺の長さを1とします。正五角形の対角線の長さは、黄金比1+52\frac{1+\sqrt{5}}{2}21+5になります。対角線によって分割された三角形は二等辺三角形であり、36∘36^\circ36∘,72∘72^\circ72∘,72∘72^\circ72∘の角を持つ三角形と、36∘36^\circ36∘,36∘36^\circ36∘,108∘108^\circ108∘の角を持つ三角形です。二等辺三角形(36∘36^\circ36∘,72∘72^\circ72∘,72∘72^\circ72∘)から垂線を下ろし、底辺を2等分します。すると、直角三角形ができるので、sin18∘=121+52=11+5sin18^\circ = \frac{\frac{1}{2}}{\frac{1+\sqrt{5}}{2}} = \frac{1}{1+\sqrt{5}}sin18∘=21+521=1+51となります。11+5\frac{1}{1+\sqrt{5}}1+51を有理化します。11+5=1−5(1+5)(1−5)=1−51−5=1−5−4=5−14\frac{1}{1+\sqrt{5}} = \frac{1-\sqrt{5}}{(1+\sqrt{5})(1-\sqrt{5})} = \frac{1-\sqrt{5}}{1-5} = \frac{1-\sqrt{5}}{-4} = \frac{\sqrt{5}-1}{4}1+51=(1+5)(1−5)1−5=1−51−5=−41−5=45−1したがって、sin18∘=5−14sin18^\circ = \frac{\sqrt{5}-1}{4}sin18∘=45−13. 最終的な答え5−14\frac{\sqrt{5}-1}{4}45−1