三角形の一辺の長さと二つの角の角度が与えられたとき、残りの辺の長さを求める問題です。三角形の一つの辺の長さは6、その両端の角の角度は75°と45°です。

幾何学三角形正弦定理角度辺の長さ
2025/8/6

1. 問題の内容

三角形の一辺の長さと二つの角の角度が与えられたとき、残りの辺の長さを求める問題です。三角形の一つの辺の長さは6、その両端の角の角度は75°と45°です。

2. 解き方の手順

まず、三角形の内角の和は180°であることから、残りの角の角度を求めます。
次に、正弦定理を用いて残りの辺の長さを求めます。
ステップ1:残りの角の角度を求める
残りの角の角度を θ\theta とすると、三角形の内角の和は180°なので、
75+45+θ=18075^\circ + 45^\circ + \theta = 180^\circ
θ=1807545\theta = 180^\circ - 75^\circ - 45^\circ
θ=60\theta = 60^\circ
ステップ2:正弦定理を用いる
正弦定理とは、a,b,ca, b, c を三角形の辺の長さ、A,B,CA, B, C をそれぞれの対角とすると、
asinA=bsinB=csinC\frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C}
という関係が成り立つ定理です。
問題の三角形において、長さが6の辺の対角は6060^\circです。
長さが6の辺の対角をCとおき、残りの辺をa, bとおきます。
A=75°, B=45°です。
asin75=6sin60\frac{a}{\sin 75^\circ} = \frac{6}{\sin 60^\circ}
a=6sin75sin60a = \frac{6 \sin 75^\circ}{\sin 60^\circ}
a=6×0.96590.8660a = \frac{6 \times 0.9659}{0.8660}
a6.69a \approx 6.69 \dots
a6.7a \approx 6.7
同様に、
bsin45=6sin60\frac{b}{\sin 45^\circ} = \frac{6}{\sin 60^\circ}
b=6sin45sin60b = \frac{6 \sin 45^\circ}{\sin 60^\circ}
b=6×0.70710.8660b = \frac{6 \times 0.7071}{0.8660}
b4.90b \approx 4.90 \dots
b4.9b \approx 4.9

3. 最終的な答え

残りの辺の長さは約6.7と約4.9です。

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