* 円Oの半径をrとする。直径が2なので、r=1である。 * BA=2r=2だから、BC=2BA=4となる。したがって、OC=OB+BC=r+4=1+4=5である。 * CTは円Oの接線なので、∠OTC=90∘である。よって、三角形OTCは直角三角形である。 * 三平方の定理より、OC2=OT2+CT2が成り立つ。したがって、CT2=OC2−OT2=52−12=25−1=24である。よって、CT=24=26である。 * 次にATの長さを求める。円の中心OからATに垂線ODを下ろす。すると、三角形OTAは二等辺三角形であるため、DはATの中点となる。
* 三角形OTAにおいて、∠AOT=θとおく。三角形OTCにおいて、OT=1,OC=5であるので、cos∠TOC=OCOT=51。よって、∠TOC=arccos51。また、∠AOC=πであるため、∠AOT+∠TOC=πから、∠AOT=θ=π−arccos51。 * 三角形ODAにおいて、OA=1,OD=OAcos2θ=cos2θである。また、AD=OAsin2θ=sin2θである。よって、AT=2AD=2sin2θ=2sin2π−arccos51 * 半角の公式を用いて、AT=221−cos(π−arccos51)を計算する。cos(π−arccos51)=−cos(arccos51)=−51であるから、AT=221−(−51)=2106=253=5215。