(1)
点Pの座標を(p,3p) (0≤p≤2)、点Qの座標を(q,−3q) (−3≤q≤0)とする。 OP=p2+3p2=4p2=2p OQ=q2+3q2=4q2=−2q (∵ q≤0) OP+OQ=6より、2p−2q=6、つまりp−q=3。よって、p=q+3。 0≤p≤2なので、0≤q+3≤2。よって、−3≤q≤−1。 線分PQの方程式を求める。
P(q+3,3(q+3))、Q(q,−3q)を通る直線の方程式は、傾きq+3−q3(q+3)+3q=323q+33=33(2q+3) よって、
y+3q=33(2q+3)(x−q) y=33(2q+3)x−33(2q+3)q−3q y=33(2q+3)x−33(2q2+3q)−3q y=33(2q+3)x−33(2q2+6q) y=33(2q+3)x−323(q2+3q) 2qについて解くためにqに関する二次方程式を立てる。 323q2+(323x+23)q+333x+y=0 323q2+323(x+3)q+3x/3+y=0 2q2+2(x+3)q+3x+3y=0 q2+(x+3)q+23x+3y=0 qが実数解を持つためには、判別式D≥0 D=(x+3)2−4(23x+3y)=(x+3)2−2(3x+3y)≥0 x2+6x+9−6x−23y≥0 x2+9≥23y y≤23x2+9=63(x2+9) −3≤q≤−1 より、 q=−3のとき、y=33(−6+3)x−323(9−9)=−3x q=−1のとき、y=33(−2+3)x−323(1−3)=33x+343 よって、−3x≤y≤63(x2+9) かつ y≤33x+343。 (1) sを-3≤s≤2を満たす実数とするとき、点(s, t)がDに入るようなtの範囲を求めよ。
上記の式にx=sとして、tの範囲を求める。 −3s≤t≤63(s2+9) また、−3≤s≤0のとき、t≤33s+343 0≤s≤2のとき、制約はない。 (2) Dを図示せよ。
y=63(x2+9)、 y=−3x、 および y=33x+343 で囲まれた領域。 ただし、−3≤x≤2。