$a$を実数の定数とする。$\theta$の方程式 $\cos 2\theta + 2(5a-1)\sin \theta - 12a^2 + 6a - 1 = 0$ …(*) がある。 (1) $\cos 2\theta$ を $\sin \theta$ を用いて表せ。 (2) $a=0$ とする。$0 \le \theta < 2\pi$ において、(*)を解け。 (3) $0 \le \theta < 2\pi$ において、(*)が異なる4個の解をもつとする。 (i) $a$ のとり得る値の範囲を求めよ。 (ii) $0 \le \theta < 2\pi$ における(*)の4個の解を、小さい順に $\theta_1, \theta_2, \theta_3, \theta_4$ とする。$(\theta_2 - \theta_1) + (\theta_4 - \theta_3) = \pi$ となるような $a$ の値を求めよ。
2025/8/4
はい、承知しました。問題に取り組みます。
1. 問題の内容
を実数の定数とする。の方程式
…(*)
がある。
(1) を を用いて表せ。
(2) とする。 において、(*)を解け。
(3) において、(*)が異なる4個の解をもつとする。
(i) のとり得る値の範囲を求めよ。
(ii) における(*)の4個の解を、小さい順に とする。 となるような の値を求めよ。
2. 解き方の手順
(1) を で表す
倍角の公式より、
(2) のときの方程式を解く
を(*)に代入すると、
(1)の結果より、
または
の範囲で
のとき、
のとき、
(3) (*)が異なる4個の解を持つ条件
とおくと、
で異なる4つの解を持つためには、
かつ かつ が必要
かつ かつ
かつ かつ
(ii)
で、,
,
より
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3) (i)
(ii)