関数 $y=2x^2$ について、与えられた $x$ の変域に対する $y$ の変域を求める。 (1) $1 \le x \le 3$ (2) $-4 \le x \le 2$

代数学二次関数関数の変域放物線
2025/8/5

1. 問題の内容

関数 y=2x2y=2x^2 について、与えられた xx の変域に対する yy の変域を求める。
(1) 1x31 \le x \le 3
(2) 4x2-4 \le x \le 2

2. 解き方の手順

関数 y=2x2y=2x^2 は、原点を頂点とする下に凸の放物線である。
(1) 1x31 \le x \le 3 の場合
x=1x=1 のとき y=2(1)2=2y=2(1)^2 = 2
x=3x=3 のとき y=2(3)2=2(9)=18y=2(3)^2 = 2(9) = 18
xx11 から 33 まで増加するとき、yy も増加する。
したがって、yy の変域は 2y182 \le y \le 18 となる。
(2) 4x2-4 \le x \le 2 の場合
x=4x=-4 のとき y=2(4)2=2(16)=32y=2(-4)^2 = 2(16) = 32
x=2x=2 のとき y=2(2)2=2(4)=8y=2(2)^2 = 2(4) = 8
x=0x=0 のとき y=2(0)2=0y=2(0)^2 = 0
この区間には x=0x=0 が含まれているため、yy の最小値は 00 である。
また、x=4x=-4 のとき y=32y=32x=2x=2 のとき y=8y=8 であり、x=4x=-4 のときの yy の値が最大である。
したがって、yy の変域は 0y320 \le y \le 32 となる。

3. 最終的な答え

(1) 2y182 \le y \le 18
(2) 0y320 \le y \le 32

「代数学」の関連問題

与えられた線形変換 $T(x)$ に対して、指定された基に関する表現行列を求める問題です。問題は2つあります。 (1) $T(x) = \begin{bmatrix} 2 & 0 & 1 \\ -1 ...

線形代数線形変換表現行列基底
2025/8/5

与えられた連立方程式を解き、$x$ の値を求めます。

連立方程式一次方程式代入法加減法
2025/8/5

2次関数 $y = x^2 + 2mx + m - 2$ のグラフが、$x$ 軸の $x > -1$ の部分と $x < -1$ の部分で交わるような定数 $m$ の値の範囲を求める。与えられた条件か...

二次関数グラフ不等式判別式解の配置
2025/8/5

画像にある数列の問題を解きます。具体的には、等差数列と等比数列の関係、数列の和の計算(Σの計算)、等比数列の和、そして分数の数列の和を求める問題です。

数列等差数列等比数列Σ計算級数部分分数分解
2025/8/5

与えられた行列 $Q$ の逆行列 $Q^{-1}$ を求める問題です。行列 $Q$ は $ Q = \begin{bmatrix} 1 & 1 & 6 \\ 1 & 0 & 1 \\ 0 & 1 & ...

行列逆行列掃き出し法
2025/8/5

2次不等式 $x^2 - (a+2)x + 2a < 0$ (*)がある。ただし、$a$は定数とする。 (1) 2次不等式(*)は $(x - \boxed{ア})(x - \boxed{イ}) < ...

二次不等式因数分解不等式解の範囲
2025/8/5

2つの2次方程式 $x^2+(a+5)x+3+a^2=0$ と $x^2-(3-a)x+(a+1)^2=0$ について、片方の2次方程式のみが実数解を持つような $a$ の値の範囲を求めよ。

二次方程式判別式不等式実数解
2025/8/5

2つの2次方程式 $x^2 + (a+5)x + 3+a^2 = 0$ と $x^2 - (3-a)x + (a+1)^2 = 0$ がともに実数解を持つような $a$ の値の範囲を求めます。答えは「...

二次方程式判別式不等式解の範囲
2025/8/5

与えられた連立方程式を解き、$x$と$y$の値を求める問題です。

連立方程式一次方程式方程式
2025/8/5

与えられた3つの式について、根号をはずして簡単にせよという問題です。 (1) $\sqrt{(2-\pi)^2}$ (2) $\sqrt{a^2b}$ (ただし、$a<0, b>0$) (3) $\s...

根号絶対値場合分け式の計算
2025/8/5