2次不等式 $x^2 - (a+2)x + 2a < 0$ (*)がある。ただし、$a$は定数とする。 (1) 2次不等式(*)は $(x - \boxed{ア})(x - \boxed{イ}) < 0$ と変形できるから、$a = \boxed{ウ}$ のとき(*)は解がない(解をもたない)。ただし、$\boxed{ア}$, $\boxed{イ}$ は解答の順序を問わない。 (2) 2次不等式(*)を満たす整数$x$がちょうど2個であるような$a$の値の範囲は $\boxed{エオ} \le a < \boxed{カ}$, $\boxed{キ} < a \le \boxed{ク}$ である。

代数学二次不等式因数分解不等式解の範囲
2025/8/5

1. 問題の内容

2次不等式 x2(a+2)x+2a<0x^2 - (a+2)x + 2a < 0 (*)がある。ただし、aaは定数とする。
(1) 2次不等式(*)は (x)(x)<0(x - \boxed{ア})(x - \boxed{イ}) < 0 と変形できるから、a=a = \boxed{ウ} のとき(*)は解がない(解をもたない)。ただし、\boxed{ア}, \boxed{イ} は解答の順序を問わない。
(2) 2次不等式(*)を満たす整数xxがちょうど2個であるようなaaの値の範囲は エオa<\boxed{エオ} \le a < \boxed{カ}, <a\boxed{キ} < a \le \boxed{ク} である。

2. 解き方の手順

(1)
与えられた2次不等式を因数分解する。
x2(a+2)x+2a<0x^2 - (a+2)x + 2a < 0
(xa)(x2)<0(x - a)(x - 2) < 0
a=2a = 2 のとき、(x2)2<0(x - 2)^2 < 0 となる。
(x2)20(x - 2)^2 \ge 0 なので、x=2x = 2 のとき (x2)2=0(x - 2)^2 = 0 となり、与えられた不等式を満たすxxは存在しない。
したがって、a=2a = 2 のとき、不等式(*)は解を持たない。
(2)
(xa)(x2)<0(x - a)(x - 2) < 0 より、
a<2a < 2 のとき、a<x<2a < x < 2
a>2a > 2 のとき、2<x<a2 < x < a
a<2a < 2 のとき、不等式を満たす整数xxがちょうど2個であるのは、a<0a < 0 かつ a1a \ge -1のとき。
このとき、整数xxは0, 1となる。
よって、1a<0-1 \le a < 0
a>2a > 2 のとき、不等式を満たす整数xxがちょうど2個であるのは、3<a43 < a \le 4のとき。
このとき、整数xxは3, 4となる。
よって、3<a43 < a \le 4

3. 最終的な答え

(1)
ア: aa (または 2)
イ: 2 (または aa)
ウ: 2
(2)
エオ: -1
カ: 0
キ: 3
ク: 4

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