放物線 $y = 2x^2$ と直線 $y = -2x + 4$ の交点をA, Bとする。点A, Bの座標はそれぞれ A(-2, 8), B(1, 2) である。このとき、三角形OABの面積を求めよ。

幾何学放物線直線交点三角形の面積点と直線の距離三平方の定理
2025/8/5

1. 問題の内容

放物線 y=2x2y = 2x^2 と直線 y=2x+4y = -2x + 4 の交点をA, Bとする。点A, Bの座標はそれぞれ A(-2, 8), B(1, 2) である。このとき、三角形OABの面積を求めよ。

2. 解き方の手順

三角形OABの面積を求める。
まず、直線ABの方程式 y=2x+4y = -2x + 4 を利用して、点Oから直線ABまでの距離(三角形OABの高さ)を求める。そのためには、直線ABの方程式を一般形 2x+y4=02x + y - 4 = 0 に変換する。
点O(0, 0) と直線 2x+y4=02x + y - 4 = 0 の距離 dd は、点と直線の距離の公式を用いて、
d = \frac{|2 \cdot 0 + 1 \cdot 0 - 4|}{\sqrt{2^2 + 1^2}} = \frac{|-4|}{\sqrt{5}} = \frac{4}{\sqrt{5}}
となる。次に、線分ABの長さを求める。
A(2,8)A(-2, 8), B(1,2)B(1, 2) より、
AB = \sqrt{(1 - (-2))^2 + (2 - 8)^2} = \sqrt{3^2 + (-6)^2} = \sqrt{9 + 36} = \sqrt{45} = 3\sqrt{5}
したがって、三角形OABの面積 SS は、
S = \frac{1}{2} \cdot AB \cdot d = \frac{1}{2} \cdot 3\sqrt{5} \cdot \frac{4}{\sqrt{5}} = \frac{1}{2} \cdot 3 \cdot 4 = 6
となる。

3. 最終的な答え

三角形OABの面積は6。

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