不定積分 $\int (-6x^3 + 4x - t^2 + 3t) dx$ を求める問題です。ただし、$t$ は $x$ に無関係な定数として扱います。

解析学不定積分積分多項式
2025/4/6

1. 問題の内容

不定積分 (6x3+4xt2+3t)dx\int (-6x^3 + 4x - t^2 + 3t) dx を求める問題です。ただし、ttxx に無関係な定数として扱います。

2. 解き方の手順

不定積分の性質を利用して、各項ごとに積分を行います。
* xndx=xn+1n+1+C\int x^n dx = \frac{x^{n+1}}{n+1} + C (ただし、n1n \neq -1CC は積分定数)
* 定数項の積分は、その定数に xx を掛けることで求められます。
各項を積分すると、以下のようになります。
6x3dx=6x3dx=6x44=32x4\int -6x^3 dx = -6 \int x^3 dx = -6 \cdot \frac{x^4}{4} = -\frac{3}{2}x^4
4xdx=4xdx=4x22=2x2\int 4x dx = 4 \int x dx = 4 \cdot \frac{x^2}{2} = 2x^2
t2dx=t2dx=t2x\int -t^2 dx = -t^2 \int dx = -t^2 x
3tdx=3tdx=3tx\int 3t dx = 3t \int dx = 3tx
したがって、不定積分は以下のようになります。
(6x3+4xt2+3t)dx=32x4+2x2t2x+3tx+C\int (-6x^3 + 4x - t^2 + 3t) dx = -\frac{3}{2}x^4 + 2x^2 - t^2x + 3tx + C

3. 最終的な答え

32x4+2x2t2x+3tx+C-\frac{3}{2}x^4 + 2x^2 - t^2x + 3tx + C

「解析学」の関連問題

関数 $f(x) = (x-1)^2$($x \geq 1$)の逆関数を $g(x)$ とします。 (1) $g(x)$ を求めます。 (2) $(f \circ g)(x)$ と $(g \circ...

逆関数関数の合成定義域値域
2025/5/14

関数 $f(x) = x[x]$ の $x=0$ と $x=1$ における連続性を調べる問題です。ここで、$[x]$ は $x$ を超えない最大の整数(ガウス記号)を表します。

関数の連続性極限ガウス記号関数の評価
2025/5/14

関数 $y = \log(1+x)$ の第 $n$ 次導関数を求める問題です。ただし、対数は自然対数とします。

導関数対数関数微分
2025/5/14

2変数関数 $z = e^{ax-y}$ が与えられたとき、$\frac{\partial^2 z}{\partial x^2} + \frac{\partial^2 z}{\partial y^2}...

偏微分2変数関数偏微分方程式
2025/5/14

関数 $y = \log(1+x)$ の第n次導関数を求める問題です。ただし、対数は自然対数とします。

導関数対数関数微分一般式
2025/5/14

与えられた2つの微分方程式の一般解を求める問題です。 (1) $\frac{dy}{dx} = \frac{3x - 2y}{2x + y}$ (2) $\frac{dy}{dx} = \frac{3...

微分方程式同次形変数分離法積分
2025/5/14

与えられた3つの二変数関数 $f(x, y)$ について、それぞれの偏導関数 $\frac{\partial f}{\partial x}$ と $\frac{\partial f}{\partial...

偏微分多変数関数微分
2025/5/14

与えられた式 $y = e^{\log 2} + 2e^{-\log 2}$ を簡略化して、$y$ の値を求めます。ここで、対数は自然対数 (底が $e$) であると仮定します。

指数関数対数関数式の簡略化自然対数
2025/5/14

次の極限を計算します。 $\lim_{x \to 0} \frac{\sin 3x - \sin x}{x}$

極限三角関数sin微分
2025/5/14

$\lim_{x \to 0} \frac{\sin(x)}{x} = 1$ を示してください。

極限三角関数挟みうちの原理ロピタルの定理
2025/5/14