四面体 OABC において、辺ABを1:2に内分する点をD、線分CDを3:5に内分する点をE、線分OEを1:3に内分する点をF、直線AFが平面OBCと交わる点をGとする。 (1) $\overrightarrow{OE}$, $\overrightarrow{OF}$ を $\overrightarrow{OA}$, $\overrightarrow{OB}$, $\overrightarrow{OC}$ で表せ。 (2) AG : FG を求めよ。
2025/8/5
1. 問題の内容
四面体 OABC において、辺ABを1:2に内分する点をD、線分CDを3:5に内分する点をE、線分OEを1:3に内分する点をF、直線AFが平面OBCと交わる点をGとする。
(1) , を , , で表せ。
(2) AG : FG を求めよ。
2. 解き方の手順
(1) を , , で表す。
点Dは辺ABを1:2に内分するので、
点Eは線分CDを3:5に内分するので、
を代入して、
次に、 を , , で表す。
点Fは線分OEを1:3に内分するので、
を代入して、
(2) AG : FG を求める。
点Gは直線AF上にあるので、実数 を用いて、
と表せる。
を代入して、
点Gは平面OBC上にあるので、 の の係数は0である。
したがって、
より、
とおくと,
が成り立つ。
ここで、k = 16/15であるから、
である。
より、
より、
したがって、
3. 最終的な答え
(1)
(2) AG : FG = 16 : 1