120m離れた2地点A, Bと、島の地点Cがある。$\angle CAB = 75^\circ$, $\angle CBA = 45^\circ$であるとき、C, A間の距離を求める。

幾何学三角比正弦定理三角形距離
2025/8/5

1. 問題の内容

120m離れた2地点A, Bと、島の地点Cがある。CAB=75\angle CAB = 75^\circ, CBA=45\angle CBA = 45^\circであるとき、C, A間の距離を求める。

2. 解き方の手順

まず、ACB\angle ACBを求める。三角形の内角の和は180180^\circであるから、
ACB=180CABCBA=1807545=60\angle ACB = 180^\circ - \angle CAB - \angle CBA = 180^\circ - 75^\circ - 45^\circ = 60^\circ
次に、正弦定理を用いて、ACの長さを求める。正弦定理より、
ACsin(CBA)=ABsin(ACB)\frac{AC}{\sin(\angle CBA)} = \frac{AB}{\sin(\angle ACB)}
これをACについて解くと、
AC=ABsin(CBA)sin(ACB)=120sin(45)sin(60)AC = \frac{AB \cdot \sin(\angle CBA)}{\sin(\angle ACB)} = \frac{120 \cdot \sin(45^\circ)}{\sin(60^\circ)}
sin(45)=22\sin(45^\circ) = \frac{\sqrt{2}}{2}, sin(60)=32\sin(60^\circ) = \frac{\sqrt{3}}{2}なので、
AC=1202232=12023=12063=406AC = \frac{120 \cdot \frac{\sqrt{2}}{2}}{\frac{\sqrt{3}}{2}} = \frac{120 \sqrt{2}}{\sqrt{3}} = \frac{120 \sqrt{6}}{3} = 40\sqrt{6}

3. 最終的な答え

406 m40\sqrt{6} \ m

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