図のように、白と黒の正方形タイルを規則的に並べたとき、$n$番目の図形に使われる白いタイルの枚数を、$n$を使った式で表す問題です。

代数学数列パターン認識式の表現二次関数
2025/8/5

1. 問題の内容

図のように、白と黒の正方形タイルを規則的に並べたとき、nn番目の図形に使われる白いタイルの枚数を、nnを使った式で表す問題です。

2. 解き方の手順

まず、図から白いタイルの枚数の規則性を見つけます。
* 1番目の図形:白いタイルは3枚
* 2番目の図形:白いタイルは8枚
* 3番目の図形:白いタイルは15枚
それぞれの図形のタイルの総数は、nn番目の図形ではn×n=n2n \times n = n^2枚です。黒いタイルの枚数は、1番目が123=11^2-3 = 1枚、2番目が228=42^2-8 = -4枚、3番目が3215=63^2-15 = -6枚、この規則から、nn 番目のタイルにおける黒色のタイル数 B(n)B(n)n2A(n)n^2-A(n)になると推測される。ここで A(n)A(n)nn番目のタイルにおける白色のタイル数である。
nn番目の図形のタイルの総数はn2n^2枚です。白いタイルの枚数をA(n)A(n)とすると、A(n)=n2A(n) = n^2 -(黒タイルの枚数)となります。それぞれの図形における黒色のタイル数は、1枚、0枚、0枚と並んでいる。
A(n)=n2(n2)A(n)=n^2-(n-2)A(n)=(n+1)(n1)(n1)A(n) = (n+1)(n-1) - (n - 1)、また A(n)=n21n+1A(n) =n^2-1 - n +1
もしくは以下の規則性を見つける。
1番目から2番目 3+5=83+5=8
2番目から3番目 8+7=158+7=15
nn番目の図形に使われる白いタイルの枚数を、A(n)A(n)とすると、A(n)=n2(n2)=n2n+2A(n)=n^2 - (n-2) = n^2 - n +2
あるいはA(n)=(n+1)(n1)=n21A(n)=(n+1)(n-1)=n^2-1と仮定して、 n>1n>1とすればA(n)=n21A(n)= n^2 - 1です。
しかし、n=1n=1のときA(1)=121=0A(1) = 1^2 - 1 = 0となり、これは正しくありません。
またA(1)=3A(1)=3, A(2)=8A(2)=8と考えるとA(n)=n2+2A(n)=n^2 + 2が考えられます。
あるいは、nn番目の正方形の一辺のタイルの数はn+2n+2です。
よってタイルの総数は (n+2)2=n2+4n+4(n+2)^2 = n^2 + 4n + 4
黒タイルの総数は、A(1)=3A(1)=3, A(2)=8A(2)=8, A(3)=15A(3)=15より
A(n)=(n+1)(n1+2)=n2+2A(n) = (n+1)(n-1+2) =n^2+2
もしそうであれば、黒タイルの数は、 n2+4n+4(n2+2)=4n+2n^2+4n+4-(n^2+2) = 4n+2

3. 最終的な答え

n2n+2n^2 - n + 2
あるいは
n21n^{2}-1

「代数学」の関連問題

$\frac{2x-3}{4} - \frac{\Box}{6} = 1$ という方程式があり、その解が $x = \frac{31}{8}$ である。$\Box$ に入る数を求めよ。

方程式分数計算
2025/8/5

次の方程式を解いて、$x$の値を求めます。 $(-2)^3 \times \frac{1}{3}(x-5) = 16$

一次方程式方程式計算
2025/8/5

大小2つの整数があり、その差は2で、積は48です。この2つの整数を求めます。

二次方程式因数分解整数
2025/8/5

2次方程式 $x^2 + 2mx + 2m^2 - 5 = 0$ が、以下の条件を満たすような定数 $m$ の値の範囲を求める。 (2) 2つの解がともに1より小さい。

二次方程式解の範囲判別式解と係数の関係
2025/8/5

与えられた不等式 $|3x - 1| \leq x$ を解き、$x$ の範囲を求める問題です。

不等式絶対値場合分け
2025/8/5

$x$ の方程式 $4(4^x+4^{-x})-20(2^x+2^{-x})+33=0$ を解く問題です。この問題を解くために、$t = 2^x + 2^{-x}$ と置き換えて議論を進めます。

指数関数方程式二次方程式相加相乗平均
2025/8/5

ある数 $x$ を2倍するところを、間違えて2乗してしまった。その結果、正しい計算結果よりも63大きくなった。この数 $x$ を求めよ。

二次方程式文章問題因数分解
2025/8/5

方程式 $|x-2| + |x-4| = 6$ を解きます。

絶対値方程式場合分け
2025/8/5

与えられた方程式 $2(x+3)^2 = (x+4)(x-4) + 7$ を解いて、$x$ の値を求めます。

二次方程式方程式因数分解代数
2025/8/5

与えられた二次方程式 $(x-1)^2 + 4x = -2(x^2 - 3)$ を解いて、$x$ の値を求める。

二次方程式因数分解方程式の解
2025/8/5