絶対値記号を含む方程式なので、絶対値の中身の符号によって場合分けを行います。
x<2 のとき、 2≤x<4 のとき、 x≥4 のとき、の3つの場合に分けて考えます。 x−2<0 かつ x−4<0 なので、 ∣x−2∣=−(x−2)=−x+2, ∣x−4∣=−(x−4)=−x+4 となります。 よって、方程式は −x+2−x+4=6 となり、 −2x+6=6 より −2x=0 となります。 したがって x=0 となります。これは x<2 を満たすので解となります。 (ii) 2≤x<4 のとき x−2≥0 かつ x−4<0 なので、 ∣x−2∣=x−2, ∣x−4∣=−(x−4)=−x+4 となります。 よって、方程式は x−2−x+4=6 となり、2=6 となります。これは成り立たないので、この範囲には解はありません。 x−2>0 かつ x−4≥0 なので、 ∣x−2∣=x−2, ∣x−4∣=x−4 となります。 よって、方程式は x−2+x−4=6 となり、2x−6=6 より 2x=12 となります。 したがって x=6 となります。これは x≥4 を満たすので解となります。