$p, q$ が有理数、$X$ が無理数で、$p + qX = 0$ であるとき、$p = q = 0$ であることを説明します。

代数学無理数有理数代数学の基礎証明
2025/8/5

1. 問題の内容

p,qp, q が有理数、XX が無理数で、p+qX=0p + qX = 0 であるとき、p=q=0p = q = 0 であることを説明します。

2. 解き方の手順

まず、q0q \neq 0 と仮定します。
p+qX=0p + qX = 0 より、qX=pqX = -p となります。
q0q \neq 0 なので、両辺を qq で割ると、
X=pqX = -\frac{p}{q}
となります。
ここで、p,qp, q は有理数なので、pq-\frac{p}{q} も有理数となります。
しかし、XX は無理数であるという仮定と矛盾します。
したがって、q=0q = 0 でなければなりません。
p+qX=0p + qX = 0q=0q = 0 を代入すると、
p+0X=0p + 0 \cdot X = 0
となり、p=0p = 0 となります。
したがって、p=q=0p = q = 0 が成り立ちます。

3. 最終的な答え

p=q=0p = q = 0

「代数学」の関連問題

(10) 2次方程式 $x^2 - 11x + 24 = 0$ を解け。 (11) 2次方程式 $x^2 - 5x + 3 = 0$ を解け。

二次方程式因数分解解の公式
2025/8/6

1次方程式 $6x - 5 = 3x + 4$ を解く問題です。

一次方程式方程式
2025/8/6

与えられた3つの問題は以下の通りです。 * 2次方程式 $x^2 + 3x + 5 = 0$ の実数解の個数を求める。 * 2次関数 $y = x^2 - 6x + 3$ のグラフと $x$ ...

二次方程式二次関数二次不等式判別式解の公式因数分解
2025/8/6

与えられた2次関数に関する様々な問題に答える問題です。具体的には、放物線の向き、軸、頂点の座標、平行移動、最小値・最大値を求める問題が含まれています。

二次関数放物線頂点平行移動最大値最小値2次方程式
2025/8/6

## 数列の一般項を求める問題

数列漸化式一般項特性方程式等比数列部分分数分解
2025/8/6

Aさんは家から駅へ向かう途中で忘れ物に気づき、家に戻ってから再び駅へ向かいました。Aさんの移動に関する情報とグラフが与えられています。これらの情報をもとに、Aさんの歩く速さ、グラフの作成、関数の式、時...

一次関数速さグラフ文章問題
2025/8/6

問題は以下の連立一次方程式を掃き出し法を用いて解くことです。 (1) $ \begin{cases} -5x + 2y + z = 2 \\ -3x + y + 2z = 0 \\ 6x - 2y -...

連立一次方程式掃き出し法線形代数
2025/8/6

(1) 行列 $A = \begin{bmatrix} 2 & -5 & -3 \\ 6 & 3 & 5 \\ 1 & 8 & 7 \end{bmatrix}$ の行列式を求める。 (3) 行列 $B...

行列式行列線形代数
2025/8/6

与えられた4x4行列の行列式を計算する問題です。

行列式余因子展開線形代数
2025/8/6

与えられた行列 $A = \begin{bmatrix} 2 & 3 & -1 \\ -3 & 1 & 2 \\ -5 & -1 & 3 \end{bmatrix}$、 $B = \begin{bma...

線形代数行列行列の積転置行列
2025/8/6