三角形ABCにおいて、$\sin A : \sin B : \sin C = 13:8:7$ が成り立つとき、角Aの大きさを求めよ。

幾何学三角比正弦定理余弦定理三角形角度
2025/8/5

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、sinA:sinB:sinC=13:8:7\sin A : \sin B : \sin C = 13:8:7 が成り立つとき、角Aの大きさを求めよ。

2. 解き方の手順

正弦定理より、a:b:c=sinA:sinB:sinCa:b:c = \sin A : \sin B : \sin Cであるから、
a:b:c=13:8:7a:b:c = 13:8:7
となる。
したがって、a=13ka = 13k, b=8kb = 8k, c=7kc = 7k (k > 0) とおくことができる。
余弦定理より、
cosA=b2+c2a22bc\cos A = \frac{b^2 + c^2 - a^2}{2bc}
これに、a=13ka = 13k, b=8kb = 8k, c=7kc = 7kを代入すると、
cosA=(8k)2+(7k)2(13k)22(8k)(7k)\cos A = \frac{(8k)^2 + (7k)^2 - (13k)^2}{2(8k)(7k)}
cosA=64k2+49k2169k2112k2\cos A = \frac{64k^2 + 49k^2 - 169k^2}{112k^2}
cosA=113k2169k2112k2\cos A = \frac{113k^2 - 169k^2}{112k^2}
cosA=56k2112k2\cos A = \frac{-56k^2}{112k^2}
cosA=12\cos A = -\frac{1}{2}
0<A<1800^\circ < A < 180^\circ であるから、A=120A = 120^\circ

3. 最終的な答え

A=120A = 120^\circ

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