半径5の円Oの外に点Pがあり、$OP = 7$ である。点Pを通る直線が円Oと点A, Bで交わる。また、点Pから円Oに引いた接線の接点をTとする。このとき、$PA \cdot PB$ の値を求める。

幾何学方べきの定理接線三平方の定理
2025/8/5

1. 問題の内容

半径5の円Oの外に点Pがあり、OP=7OP = 7 である。点Pを通る直線が円Oと点A, Bで交わる。また、点Pから円Oに引いた接線の接点をTとする。このとき、PAPBPA \cdot PB の値を求める。

2. 解き方の手順

方べきの定理を利用する。
点Pから円Oに引いた接線の接点をTとすると、方べきの定理より
PAPB=PT2PA \cdot PB = PT^2
が成り立つ。
次に、PTPT の長さを求める。
PTO\triangle PTO は直角三角形であり、OTOT は円の半径なので、OT=5OT = 5 である。
また、OP=7OP = 7 であるから、三平方の定理より
PT2+OT2=OP2PT^2 + OT^2 = OP^2
PT2+52=72PT^2 + 5^2 = 7^2
PT2+25=49PT^2 + 25 = 49
PT2=4925PT^2 = 49 - 25
PT2=24PT^2 = 24
したがって、PAPB=PT2=24PA \cdot PB = PT^2 = 24

3. 最終的な答え

PAPB=24PA \cdot PB = 24

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