ベクトルを用いて考える。
a=OA, b=OB, c=OCとする。 重心Gは
g=3a+b+c 辺ACの中点Dは
d=2a+c 線分BDの中点Pは
p=2b+d=2b+2a+c=4a+2b+c 辺BCを1:2に内分する点Qは
q=32b+c A, G, Pが一直線上にあるか調べる。
AG=g−a=3a+b+c−a=3−2a+b+c AP=p−a=4a+2b+c−a=4−3a+2b+c AP=kAGとなるkが存在するか考える。 4−3a+2b+c=k3−2a+b+c 係数を比較して
−3/4=−2k/3, 2/4=k/3, 1/4=k/3 k=9/8, k=3/2, k=3/4 kが存在しないので、A, G, Pは一直線上にない。
A, G, Qが一直線上にあるか調べる。
AG=3−2a+b+c AQ=q−a=32b+c−a=3−3a+2b+c AQ=kAGとなるkが存在するか考える。 3−3a+2b+c=k3−2a+b+c −3=−2k, 2=k, 1=k k=3/2, k=2, k=1 kが存在しないので、A, G, Qは一直線上にない。
G, P, Qが一直線上にあるか調べる。
GP=p−g=4a+2b+c−3a+b+c=123a+6b+3c−4a−4b−4c=12−a+2b−c GQ=q−g=32b+c−3a+b+c=3−a+b GP=kGQとなるkが存在するか考える。 12−a+2b−c=k3−a+b −121=−3k, 122=3k, −121=0 k=123=41, k=126=21 kが存在しないので、G, P, Qは一直線上にない。
A, P, Qが一直線上にあるか調べる。
AP=4−3a+2b+c AQ=3−3a+2b+c AP=kAQとなるkが存在するか考える。 4−3a+2b+c=k3−3a+2b+c A, P, Qは一直線上にある。
したがって、A, G, P, Qのうち、一直線上にないものはGである。