(1) cosθ の値を求める。 まず、△AMDにおいて、AM = DM = 23a、AD = a である。 余弦定理より、
AD2=AM2+DM2−2⋅AM⋅DM⋅cosθ a2=(23a)2+(23a)2−2⋅23a⋅23a⋅cosθ a2=43a2+43a2−2⋅43a2⋅cosθ a2=23a2−23a2cosθ −21a2=−23a2cosθ cosθ=31 △AMD の面積を2通りで表す。 S=21⋅AM⋅DM⋅sinθ=21⋅DM⋅AH AH=AM⋅sinθ sin2θ+cos2θ=1 より、 sin2θ=1−cos2θ=1−(31)2=1−91=98 sinθ=98=322 AH=23a⋅322=36a (3) 正四面体ABCDの体積を求める。
正四面体の頂点Aから底面BCDに下ろした垂線の足をOとすると、AOは正四面体の高さになる。
また、Oは△BCD の重心である。 したがって、△AMDの面積を求めたように、△BCDの高さは23aなので、MD=23a。 重心の性質から DO=32MD=32⋅23a=33a △AODにおいて、三平方の定理より、 AO2=AD2−DO2=a2−(33a)2=a2−31a2=32a2 AO=32a=36a △BCDの面積は21⋅a⋅23a=43a2 正四面体の体積は
31⋅43a2⋅36a=3618a3=3632a3=122a3