三角形ABCの3辺の長さがAB=5, BC=12, CA=13であるとき、 (1) 三角形ABCの外接円の半径を求める。 (2) 三角形ABCの内接円の半径を求める。

幾何学三角形外接円内接円直角三角形半径
2025/8/5

1. 問題の内容

三角形ABCの3辺の長さがAB=5, BC=12, CA=13であるとき、
(1) 三角形ABCの外接円の半径を求める。
(2) 三角形ABCの内接円の半径を求める。

2. 解き方の手順

(1) 外接円の半径を求める。
まず、三角形ABCが直角三角形であるかどうかを確認します。
AB2+BC2=52+122=25+144=169AB^2 + BC^2 = 5^2 + 12^2 = 25 + 144 = 169
CA2=132=169CA^2 = 13^2 = 169
AB2+BC2=CA2AB^2 + BC^2 = CA^2なので、三角形ABCは角Bが直角の直角三角形です。
直角三角形の外接円の半径は、斜辺の長さの半分に等しくなります。
したがって、外接円の半径Rは、
R=CA2=132R = \frac{CA}{2} = \frac{13}{2}
(2) 内接円の半径を求める。
直角三角形ABCの内接円の半径をrとすると、
r=AB+BCCA2r = \frac{AB + BC - CA}{2}
r=5+12132=42=2r = \frac{5 + 12 - 13}{2} = \frac{4}{2} = 2

3. 最終的な答え

(1) 外接円の半径は 132\frac{13}{2}
(2) 内接円の半径は 2

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