(1)
円 x2+y2−10=0 の中心を O1、半径を r1 とすると、 O1(0,0), r1=10 です。 円 x2+y2−2x−4y=0 を変形すると (x−1)2+(y−2)2=5 となります。 この円の中心を O2、半径を r2 とすると、O2(1,2), r2=5 です。 O1 と O2 の距離 d は d=(1−0)2+(2−0)2=1+4=5 です。 r1−r2=10−5=5(2−1) であり、r1+r2=10+5=5(2+1) です。 r1−r2<d<r1+r2 が成り立つかどうかを確認します。 5(2−1)<5<5(2+1) 2−1<1<2+1 これは成り立ちます。したがって、2つの円は異なる2点で交わります。
(2)
2つの円の交点を通る直線の方程式は、2つの円の方程式の差をとることで得られます。
(x2+y2−2x−4y)−(x2+y2−10)=0 −2x−4y+10=0 2x+4y−10=0 x+2y−5=0 (3)
2つの円の交点を通る円の方程式は、
x2+y2−10+k(x+2y−5)=0 と表せます。 これが点 (2,3) を通るので、 22+32−10+k(2+2(3)−5)=0 4+9−10+k(2+6−5)=0 よって、求める円の方程式は
x2+y2−10−(x+2y−5)=0 x2+y2−x−2y−5=0 (x−21)2+(y−1)2=5+41+1=425 中心 (21,1)、半径 425=25