三角形ABCにおいて、AB=6, BC=5, AC=4である。角Aの二等分線とBCとの交点をD、角Aの外角の二等分線とBCの延長との交点をEとするとき、CDとCEの長さを求める問題です。

幾何学三角形角の二等分線幾何
2025/8/5

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、AB=6, BC=5, AC=4である。角Aの二等分線とBCとの交点をD、角Aの外角の二等分線とBCの延長との交点をEとするとき、CDとCEの長さを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、角の二等分線の性質を利用してCDの長さを求めます。
角Aの二等分線がBCと交わる点をDとすると、BD:DC = AB:AC が成り立ちます。
したがって、BD:DC = 6:4 = 3:2 です。
BC = 5 なので、CD = (2 / (3+2)) * 5 = (2/5) * 5 = 2 です。
次に、角Aの外角の二等分線の性質を利用してCEの長さを求めます。
角Aの外角の二等分線がBCの延長と交わる点をEとすると、BE:CE = AB:AC が成り立ちます。
したがって、BE:CE = 6:4 = 3:2 です。
ここで、BE = BC + CE = 5 + CE なので、(5 + CE) : CE = 3:2 となります。
これから、2(5 + CE) = 3CE となり、10 + 2CE = 3CE です。
よって、CE = 10 です。

3. 最終的な答え

CD = 2
CE = 10

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