(1) x2−4x−1 の因数分解 この式は通常の因数分解では整数解が見つからないため、解の公式を利用して因数分解します。
まず、x2−4x−1=0 の解を求めます。 解の公式は、ax2+bx+c=0 に対して、 x=2a−b±b2−4ac この場合、a=1, b=−4, c=−1 なので、 x=2(1)4±(−4)2−4(1)(−1) x=24±16+4 x=24±20 x=24±25 x=2±5 よって、x1=2+5, x2=2−5となります。 したがって、x2−4x−1 は (x−(2+5))(x−(2−5)) と因数分解できます。 (4) 4x2−4x+17 の因数分解 こちらも同様に解の公式を利用して因数分解を試みます。
4x2−4x+17=0 の解を求めます。 a=4, b=−4, c=17 なので、 x=2(4)4±(−4)2−4(4)(17) x=84±16−272 x=84±−256 x=84±16i x=21±4i よって、x1=21+2i, x2=21−2iとなります。 したがって、4x2−4x+17 は 4(x−(21+2i))(x−(21−2i)) と因数分解できます。 または、(2x−1−4i)(2x−1+4i)と表すこともできます。