(1)
まず、△OABについて考える。OA = OB = 4, AB = 26なので、△OABは二等辺三角形である。MはABの中点なので、AM = MB = 6。 △OAMにおいて、余弦定理より OM2=OA2+AM2−2⋅OA⋅AM⋅cos(∠OAM) ∠OAMは△ABCが正三角形であることから∠CABの半分ではないので、cos(∠OAM)は求められない。 しかし、△OAMに着目して余弦定理を使う必要はない。△OMBも同様。 △OABは二等辺三角形なので、OMはABに垂直。よって、△OAMは直角三角形なので、 OM=OA2−AM2=42−(6)2=16−6=10。 次に、△ABCについて考える。AB = BC = CA = 26なので、△ABCは正三角形である。 MはABの中点なので、CMはABに垂直。よって、△AMCは直角三角形である。 CM=AC2−AM2=(26)2−(6)2=24−6=18=32。 △OMCにおいて、余弦定理より OC2=OM2+CM2−2⋅OM⋅CM⋅cosθ 42=(10)2+(32)2−2⋅10⋅32⋅cosθ 16=10+18−620⋅cosθ 16=28−125⋅cosθ −12=−125⋅cosθ cosθ=51 次に、OHを求める。△OMCの面積を考える。 △OMC = 21⋅OM⋅CM⋅sinθ △OMC = 21⋅CM⋅OH よって、OM⋅sinθ=OH sin2θ+cos2θ=1 より、sinθ=1−cos2θ=1−51=54=52 OH=OM⋅sinθ=10⋅52=22 (2)
四面体OAMHの体積Vは、△OAMを底面としたときの高さがH。 △OAM=21AM⋅OM=216⋅10=260=2215=15 OHはCMに垂直なので、△OMCに垂直な平面上にHがある。したがって、四面体OAMHの高さは、Mから平面OAHまでの距離となる。 四面体OABCについて、底面を△ABCとしたときの高さをhとする。 △ABC = 43(26)2=43⋅24=63 四面体OABCの体積 = 31⋅△ABC ⋅h 別解
AM = 6 なので、OからABに下ろした垂線の足はM。 Oから平面ABCに下ろした垂線の足をPとすると、PA = PB = PCとなる。
OA = OB = OC = 4 で、A, B, Cは同一円周上にある。この円の中心がP。AP = BP = CP = R とすると、R=4Sabc=4⋅63(26)3=2438⋅66=243482⋅3=223=26 OP=OA2−AP2=42−(26)2=16−24=−8. これはありえない。